一途なシューマンに学ぶ親密さと孤立、そして音楽の深み
2012-04-13 : ピアノレッスンFUKUON 福田音楽教室
ピアノ講師福田りえです♪
いつもお読み頂きましてありがとうございます、
感謝いたします。(*^-^)/
さて今日のテーマも「ピアノ○○適齢期」。
今回は
エリクソンの発達心理 第6期「初期成人期」です。
第1期 乳児期
(基本的信頼 × 不信感)
↓
第2期 幼児前期
(自律性 × 恥・疑惑)
↓
第3期 幼児後期
(積極性 × 罪悪感)
↓
第4期 児童期
(勤勉性 × 劣等感)
↓
第5期 青年期
(同一性 × 同一性拡散)
↓
第6期 初期成人期
(親密性 × 孤立)←今回はココ
第6期の初期成人期がいつなのかは
単純に年齢によって決めることはできませんが、
就職してから結婚するくらいまでの時期、
と考えてもらえればいいと思います。
もちろん現代の社会情勢や経済状況、
それに多様性という意味では、
一概に当てはまらないかもしれませんが、
その辺りはアバウトに
20〜30代の時期と思ってください。^^;
この時期の発達課題としては、
ひとつには「親密性」があります。
前回ご紹介した青年期にだいたいの自我同一性、
つまりアイデンティティーを獲得できていれば、
自分自身に対して自信を持つことができます。
そして、自分の関わる人や物事などに
親密さを感じることができるようになってきます。
この場合の「親密性」というのは、
何かを失うのではないかという
不安や恐怖感を持つことなしに、
自分の“同一性”と他者の“同一性”を
うまく融合し合えることを意味します。
この「親密性」の発達によって
このころに起こる人生のイべントにもうまく対応でき、
人生がより充実したものになっていくんですね。
それとは逆に、
自己の“同一性”に確信が持てていない場合、
近すぎる人間関係や親密性に一歩が踏み出せず、
自分を「孤立」させてしまったり、
形式的で上辺だけの、
希薄な人間関係しか築けなくなってしまいます。
就職、独り立ち、仕事、出会い、学び、
仲間、友情、恋人、そして結婚...。
いずれにしてもこの時期というは
大きく人生が動いていく時なんですよね〜。
そこで 本日の魔法は…
(〃^∇^)ノ~エイ*・゜゜・*:.。..彡☆
さまざまな作曲家たちがこの時期に書いた曲は、
一番輝いているといっても過言ではありません。
作曲家としての仕事をし始め
さまざまなノウハウや学びを得らるこの時期は、
恋愛や結婚などを描いた曲も多いものなんですね。
つまり恋多き時期、ということでしょうか。^^
相手を一途に想い続けたシューマンは、
なんと!
反対する父親に訴訟を起こしてまで、
やっとのことで結婚までこぎ着けたそうです。
「君こそ私の心、魂、喜び、悩み、世界、青空…安らぎ…」
と、あらゆる賛辞を並べながら
歌曲集「ミルテの花」に妻クララへの想いを込めて、
結婚式前夜に贈っています。
う〜ん、
その喜びは計り知れませんよね〜。^^
みなさんの中にも、
親の猛反対を押し切って結婚した、
なんていう方もいらっしゃるかもしれませんね。
人間的に成長したからこそ知ることができる、
そんな“音楽の深み”って素晴らしいですよね。
今日も楽しいピアノレッスンを♪ *・∀・*)ノ
*:゜・*:.。.*.。.:*・・*:.。*・
ピアノ講師福田りえです♪
いつもお読み頂きましてありがとうございます、
感謝いたします。(*^-^)/
さて今日のテーマも「ピアノ○○適齢期」。
今回は
エリクソンの発達心理 第6期「初期成人期」です。
第1期 乳児期
(基本的信頼 × 不信感)
↓
第2期 幼児前期
(自律性 × 恥・疑惑)
↓
第3期 幼児後期
(積極性 × 罪悪感)
↓
第4期 児童期
(勤勉性 × 劣等感)
↓
第5期 青年期
(同一性 × 同一性拡散)
↓
第6期 初期成人期
(親密性 × 孤立)←今回はココ
第6期の初期成人期がいつなのかは
単純に年齢によって決めることはできませんが、
就職してから結婚するくらいまでの時期、
と考えてもらえればいいと思います。
もちろん現代の社会情勢や経済状況、
それに多様性という意味では、
一概に当てはまらないかもしれませんが、
その辺りはアバウトに
20〜30代の時期と思ってください。^^;
親密性
この時期の発達課題としては、
ひとつには「親密性」があります。
前回ご紹介した青年期にだいたいの自我同一性、
つまりアイデンティティーを獲得できていれば、
自分自身に対して自信を持つことができます。
そして、自分の関わる人や物事などに
親密さを感じることができるようになってきます。
この場合の「親密性」というのは、
何かを失うのではないかという
不安や恐怖感を持つことなしに、
自分の“同一性”と他者の“同一性”を
うまく融合し合えることを意味します。
この「親密性」の発達によって
このころに起こる人生のイべントにもうまく対応でき、
人生がより充実したものになっていくんですね。
孤立
それとは逆に、
自己の“同一性”に確信が持てていない場合、
近すぎる人間関係や親密性に一歩が踏み出せず、
自分を「孤立」させてしまったり、
形式的で上辺だけの、
希薄な人間関係しか築けなくなってしまいます。
就職、独り立ち、仕事、出会い、学び、
仲間、友情、恋人、そして結婚...。
いずれにしてもこの時期というは
大きく人生が動いていく時なんですよね〜。
そこで 本日の魔法は…
(〃^∇^)ノ~エイ*・゜゜・*:.。..彡☆
人間的に成長してこそ、“音楽の深み”を知ることがデキル♪
さまざまな作曲家たちがこの時期に書いた曲は、
一番輝いているといっても過言ではありません。
作曲家としての仕事をし始め
さまざまなノウハウや学びを得らるこの時期は、
恋愛や結婚などを描いた曲も多いものなんですね。
つまり恋多き時期、ということでしょうか。^^
相手を一途に想い続けたシューマンは、
なんと!
反対する父親に訴訟を起こしてまで、
やっとのことで結婚までこぎ着けたそうです。
「君こそ私の心、魂、喜び、悩み、世界、青空…安らぎ…」
と、あらゆる賛辞を並べながら
歌曲集「ミルテの花」に妻クララへの想いを込めて、
結婚式前夜に贈っています。
う〜ん、
その喜びは計り知れませんよね〜。^^
みなさんの中にも、
親の猛反対を押し切って結婚した、
なんていう方もいらっしゃるかもしれませんね。
人間的に成長したからこそ知ることができる、
そんな“音楽の深み”って素晴らしいですよね。
今日も楽しいピアノレッスンを♪ *・∀・*)ノ
*:゜・*:.。.*.。.:*・・*:.。*・