• 【連載開始!】障がいを持つ子どものためのピアノレッスン - ムジカノーヴァ2017年1月号

ピアノコンクールの注意点トップ3と秘策、奇策、妙案、裏ワザ

2016-08-08 : ピアノレッスン
ピアノコンクールの注意点トップ3と秘策、奇策、妙案、裏ワザ
果たして、ピアノコンクールに秘策奇策はあるのでしょうか? もしあるとすれば、それは一体……
こんにちは、FUKUON 福田音楽教室
ピアノ講師&音楽療法士の福田りえです。 (*^-^)/


前回に引き続き、ピアノコンクールの準備、その2です。今回は初級者や子どもたちが対象のコンクールでの注意点、そして秘策や奇策(?)についてご紹介していきます。


それでは、参りますぞ。




ピアノコンクールでの注意点トップ3


ピアノコンクールでの注意点は実にいろいろあり、コンクールのレベルや曲の難易度によっても変わってきます。上級レベルでは、ホールやそこに設置してあるピアノも、考慮する必要があるかもしれません。


もっと極端なことをいえば、審査員の先生のよっても違ってくるんですよね。採点の基準がそれぞれ違うわけですから。


とはいっても、初級レベルの子どもたちが対象のコンクールに絞れば、いくつかの大原則があるんですよね。ここはしっかりと注意しておくべきポイント、というものがあります。


内の守りを固めずに、外を攻めるのは愚策、といえますな。


その中でも、重要度の高い注意点を3つピックアップしてみました。私が考える、そのトップ3はというと……



第1位:止まらない・間違えない


まずはこれ、曲を止めない、ミスをしないというのが最重要。たとえ初級者のコンクールといえど、演奏停止やミスタッチは大きなマイナスになってしまいます。


どんなにほかが良く弾けていても、たった1音のミスが致命傷となったケースも。その瞬間「あっ、これはキビシイ……」となってしまいます。


途中で演奏が止まってしまうのは論外として、ミスタッチ無しが理想、というか、必須だと思って間違いないでしょう。




第2位:強弱をしっかりつけて


緊張のためか、それとも弾き慣れないピアノのためか、強弱がしっかり出ないケースがとても多いですよね。


特に弾きはじめの最初の1音の強さを誤ってしまうと、その後も引きずってしまいます。途中でリカバリーできればいいんですが、戸惑ったまま終了、ということも多いです。


また強弱だけでなく、すべての発想記号の指示をしっかり守るという意識がとても大切になってきます。




第3位:テンポキープ


これも緊張するステージではよくある光景です。特に課題曲だと、演奏者によるテンポに違いがハッキリとわかってしまいます。


また、自分の前の演奏者のテンポに影響を受けることも、子どもたちの場合はよくあります。舞台袖で並んで待っていますから、聴いてしまうんですよね〜。


特に焦って速くならないようにしないと、テンポアップに指の動きがついて来れずに、ミスタッチを誘発してしまうことにもつながりますから、注意が必要です。





基本が問われる初級レベルのピアノコンクール、その上で……


注意点トップ3、いかがだったでしょうか? どれも特別なことではなく、ごくごく基本的なことばかりだったと思います。


しかし、その基本が問われるのがコンクールというもの。特に初級者の子どもたち向けでは、基本ができているか、しっかり守れているかどうかがチェックされます。


孫子いわく、夫れ地形は、兵の助なり、ということです。

※地の形は兵の助けとなり、戦場を知らずに勝ちはない、の意。転じて、足元をしっかり固めてからチャレンジしよう、ということ。


そこで今回のピアノ魔法は…
(〃^∇^)ノ~エイ*・゜゜・*:.。..彡☆

音楽の流れを保ち、緊張感の中で表現力が試される♪


音楽の流れを止めてしまえば、予選落ちは確実です。些細なミスタッチも大きな減点ポイントになります。


また、いくら自分では良くできたと納得できても、ほかの演奏者との比較で結果は変わってきますから、なんだか納得できないという、ジレンマを感じることもあります。


キビシイようですが、それがピアノコンクールというもの。


事を謀るは人に在り、事を成すは天に在り、ですな。

※策を練り計画を立て実行するのは人だが、その結果は人智の及ぶところではない、の意。


ピアノコンクールのステージ


小さなミスは上手くカバーしつつ、大胆に強弱をつけて、繊細なところはアセらず丁寧にネ♪




ピアノコンクールの秘策、奇策はあるのか!?


こんなんことを書くとアレなんですが……若いときの私はというと、ピアノコンクールとは無縁のピアノ人生でした。^^;


ほかの記事で何度も書いてますが、小さいころは譜読みが大の苦手で、家での練習もままならず、幼稚園から小学校の間はずーーーっと、落ちこぼれの生徒だったんですよね。


本気を出しはじめたのは、音高への進学を決意した中3の後半から。もう、遅咲きというか、大器晩成というか、のんびり屋というか。いや、よくピアノ辞めなかったなぁと。^^;


そんな子だったので、ピアノコンクールなんか縁遠い存在でしかなく、別世界の出来事としか思っていませんでした。一種のフェアリーテイル、おとぎ話の世界です。


そのためコンクール対策について特別な何かを経験してきている、というわけではないんですよね〜。秘策、奇策、妙案、裏ワザというのは、正直、持ち合わせていないんです。


ゲームのような攻略法や裏ワザなんてなくて、結局しっかり練習して、緊張に負けることなく、ミスせずに弾き切る、これが基本。その上でほかの演奏者との比較勝負になります。


やっぱりキビシイですよね、ピアノコンクールって。


そ、それでは、何の策もないのですか、孔明殿!?


いや、ご心配には及びません。



そんなときは、ピアノコンクールに入賞経験が多い、東京音楽大学ご出身の江戸智子先生に、特別アドバイスレッスンをお願いしています。


江戸先生も次のようにブログに書かれていてます。

たまには違う先生のレッスンを受けるのもとても刺激になります。
(〜中略〜)
普段の先生には、慣れているとついつい甘えが生じて、同じ事を指摘されていても、なかなか直らなかったりすることもあります(笑)

コンクール直前アドバイスレッスン より


いつもは気がつかない、いや、気がついていてもなかなか直らない、直せない、そんな自分のクセや弱点を克服するためにも、ピアノコンクールの直前に、ほかの先生のアドバイスレッスンを受けると、とってもいい刺激になるんですよね。


ピアノレッスンにおけるセカンドオピニオン
そんな感じですよね。


あ!

もしかしてこれが、ピアノコンクール対策の秘策、奇策、妙案、裏ワザかもしれませんね。^^;


【関連書籍】

はじめてのピアノコンクール~先生と保護者のコンクール活用法~

コンクールを受けることのメリット、実際の申し込み方法からそのための練習、生徒さん本人や周囲とのコミュニケーション、そしてうまく日々のレッスンに取り入れる方法までを、わかりやすく解説します。(amazonより引用)


ピアノコンクールによっては、直前にアドバイスレッスンが行われることもありますので、積極的に活用してみるのもアリですよね。貴重なアドバイスが受けられるチャンスですよ。


夫れ必勝の術、合変の形は、機に在るなり、ですぞ。

※必勝法や変化への対応は、チャンス(機)を捉えれられるかどうかにかかっている、の意。


では みなさん!
今日も楽しいピアノライフを♪ ・∀・*)ノ
*:゜・*:.。.*.。.:*・・*:.。*・

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コメント
福田りえ先生、初めまして。
コメントは初めてですが、
いつも様々な視点を頂いていて、
感謝しております。

メルマガ記事のアーカイブなだけに、
読み手主体で書かれていて、
親しみやすく、わかりやすいです。

ものすごく勉強なさっているのだと
感じます。

コンクールのための”秘策”も、
聴き手主体の演奏とは…と
捉えることも出来ますよね。
確かに、音楽でも演劇でも、
流れは命だと思います。

執筆、ありがとうございました。
また学びに参ります。
ヤヨイ先生

コメントいただきありがとうございます♪

ものすごく勉強しているというか…
ものすごく回り道してきているんですね〜。

良く解釈してくださり感謝いたします。

呼吸にもに似た「音楽の流れ」を
自分のモノにした人の演奏を聴くと、
心をワシヅカミにされる感覚になります。

そんな感覚をどうすれば伝えられるか…
試行錯誤を重ねるレッスンの毎日です。


ヤヨイ先生にもお会いできる日を夢見て♪

これからもどうぞ宜しくお願いいたします。
りえ先生

フィリアホールで昨日はお話して頂けてとても嬉しかったです!

お写真まで・・・本当にありがとうございました!

勝手に記事にしてしまいましたが大丈夫でしょうか・・・

今後もよろしくお願い致します。

今日の記事も大変参考になります。

ERIKO
  • ERIKO
  • 2016/08/09 1:56 AM
ERIKO先生、
生徒さんたちの金賞受賞もおめでとうございます!

素晴らしい演奏でしたからね。

先日はお目にかかれて、とても嬉しかったです。

ありがとうござました。

そして、
お写真もコチラのブログ記事ありがとうございます。
http://erikopiano.blog.fc2.com/blog-entry-594.html

ERIKO先生、褒め過ぎですよー!(*^-^*)

ありがたくお言葉頂戴いたしますね。
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