WoO番号 〜 ベートーヴェンと作品目録およびHess番号やBia番号へと受けるがれるその意思
2011-04-07 : ピアノレッスンこんにちは、FUKUON 福田音楽教室
ピアノ講師☆福田りえです。 (*^-^)/
クラシックの楽曲についている記号ですが、ここまで「Op.」、「BWV」、「K」、「Hob」についてご紹介してきました。
おぼえていますか?
それぞれの意味はこの記事の最後にリンクをのせておきますので、もしわからなくなったら復習してみてくださいね。
それでは今回は「WoO」をいってみましょう。
【この記事の目次】
- WoOは誰の楽曲を表す作品番号なのでしょうか?
- 偉大なベートーヴェンの膨大な作品の数々はなかなか網羅できない?
- まずベートーヴェン自身がつけた作品番号Op.(Opus)
- ベートーヴェンの楽譜全集と作品目録
- ゲオルグ・キンスキーとハンス・ハルムによる作品目録と「WoO」
- ベートーヴェンの作品目録 その2 〜 ウィリー・ヘスによる「Hess」番号
- さらなる完璧版を目指して 〜 ビアモンティによる作品目録とBiamonti(Bia)番号
- ベートーヴェン作品の「Op.」「WoO」「Hess」「Bia」の優先順位
- ベートーヴェンという名の意思の集まり
WoOは誰の楽曲を表す作品番号なのでしょうか?
ではいつものように、「WoO」は一体どんな作曲家の楽曲をしめす作品番号なのか、ということについて。
WoOはドイツ語「Werk ohne Opuszahl」の略で、意味は「作品番号(Op.)がついていない作品」となります。
読み方ですが・・・これといって定まったものがないようです。
Werk ohne Opuszahlはヴェルケ・オーネ・オープスツァールと発音するので、その略であるWoOは「ヴェーオーオー」と読むのもいいかもしれませんね。
あるいは普通に「ダブリュー・オー・オー」でもいいでしょう。
さて作品番号がついていない作品につけられる「WoO」は、主にドイツの作曲家の作品につけられるのですが、その中でも特にベートーヴェンの作品でよく見かけることができます。
ところがベートーヴェンの楽曲には「WoO」のほかにも、「Op.」や「Hess」、あるいは「Bia」という作品番号がついてるんです。
う〜ん、紛らわしいですよね〜。^^;
これは一体全体どういうことなのでしょうか?
順に見ていくことにしましょう。
偉大なベートーヴェンの膨大な作品の数々はなかなか網羅できない?
後世に影響を与えた偉大な作曲家の例にもれず、ベートーヴェンもたくさんの楽曲を残しています。
そしてこれも他の作曲家と同じく、出版されずに眠ったままの作品や未完で終わっている作品、書きなぐったままの楽譜、はたまた行方不明だったり、本人すら忘れてしまった楽曲などもたくさんあります。
つまり、完全には整理されていないんですね。
まあ、ベートーヴェンのあの起伏の激しい性格だったら、それもうなづけるというもの。^^;
しかしそれでは私たちがベートーヴェンの名曲の数々を楽しむ上で、とても不便なことこの上なしです。
そこで昔から何らかの整理や統一するための作業が、いくつも試みられることになるわけなんですね。
まずベートーヴェン自身がつけた作品番号Op.(Opus)
混乱を極めるベートーヴェンの膨大な作品ですが、それでもちゃんと発表された楽曲にはベートーヴェン自身による作品番号がつけられています。
それがお馴染み「Op.」、つまり作品番号オーパス(Opus)です。
作品番号は楽譜を出版する出版社によってつけられるのが慣例ですが、ベートヴェンは作曲者自身によって作品番号を管理した最初の人だといわれているんですよ。
それにプラスして、ベートヴェンの死後、出版社によっていくつかの作品に作品番号と題名がつけられて発表されています。
たとえば、Op.129「失われた小銭への怒り」などがそうです。
その結果ベートーヴェンの作品番号は、Op.1の「ピアノ三重奏曲第1番」から、Op.138の「レオノーレ序曲第1番」までの全138番もあります。
しかし、これはあくまで発表された作品だけの話。
それ以外の楽曲、未発表や未完成の作品、断片や紛失・忘却作なんかは含まれていません。
また発表された曲であっても、自分が重要ではないと思った楽曲には作品番号をつけなかったそうです。ってオイオイ
そもそもベートヴェン自身による作品番号の管理は完璧ではなく、いくつかの抜けがあったり、必ずしも作品の創作・発表順に作品番号がついているわけでもありません。
これでは完璧な作品の整理には程遠い状態ですよね。
ベートーヴェンの楽譜全集と作品目録
ベートヴェンの死後その膨大な楽曲や楽譜の数々は、いくつかの形でまとめられていくことになります。
ベートーヴェンの楽譜全集
まずベートーヴェンが残した楽譜は「全集」という形でまとめられています。
ベートーヴェンの最初の全集といわれているのが、ドイツの老舗楽譜出版社であるブライトコプフ・ウント・ヘルテル社から、1862年から1865年にかけて発刊され、1888年に完結した全24巻にもわたる...
『Ludwig van Beethovens Werke: Vollständige kritisch durchgesehene überall berechtigte Ausgabe』
(意訳:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの作品:批判校訂版)
...です。
この全集は今では一般的に「旧全集」と呼ばれています。
その後1961年から「新全集」が刊行されはじめましたが、今でもまだ完結していません。
楽譜の全集を作るという作業は膨大な資料を精査する必要があるため、とても時間と手間とエネルギーがかかるものなんですね。
ベートーヴェンの作品目録 その1
全集とは別に、楽曲ごとの情報を網羅的にまとめたのが「作品目録」と呼ばれるものです。
「作品目録」には楽譜すべてが掲載されるわけではありませんが、楽曲ごとの多彩な情報をできるだけたくさん掲載することを目的としています。
いわば「カタログ」ですね。
ベートーヴェンの作品目録としてまずあげられるのは、原典版楽譜で有名なドイツのヘレン社から1955年に刊行されたもので、一般的に『キンスキー=ハルム』として知られている...
『Kinsky, Georg und Hans Halm (Hrsg.), Thematisch-Bibliographisches Verzeichnis aller vollendeten Werke Ludwig van Beethovens.』
(意訳:ゲオルグ・キンスキー、ハンス・ハルム編:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの完全なテーマ別作品目録)
...です。
そしてこの作品目録の中で、ある重要なことが行われました。
そのあることとは?
ゲオルグ・キンスキーとハンス・ハルムによる作品目録と「WoO」
ベートーヴェンの作品目録として有名な『キンスキー=ハルム』。
「キンスキー=ハルム」とはこの作品目録を編纂した人の名前で、ひとりは音楽学者ゲオルグ・キンスキー、もうひとりは文献学者ハンス・ハルムのことです。
まずこのお二人をカンタンにご紹介しておきます。
ゲオルグ・キンスキー(Kinsky, Georg)
1882年生まれのドイツの音楽学者です。
もともと古書の貿易をしていましたが、ベルリンの図書館で助手をした後、ケルンのヴィルヘルム・ハイヤー音楽博物館で学芸員と監督を務め、1921年からケルン大学で音楽学の教鞭を執られました。
作品目録が日の目を見る前の1951年、ベルリンで亡くなられています。
ハンス・ハルム(Halm, Hans)
1898年生まれのドイツの音楽学者、文献学者。
1938年からミュンヘン州立図書館に務め、上記ゲオルグ・キンスキーの死後、作品目録を完成し出版しました。
1965年、ミュンヘンで亡くなられています。
「キンスキー=ハルム」作品目録の成果
ゲオルグ・キンスキーとハンス・ハルムは、「旧全集」に掲載されている作品と、そこには含まれていない作品をたくさん集めて作品目録を作りました。
その作品目録、通称「キンスキー=ハルム」に掲載された作品の内訳は以下の通りです。
- 作品番号Op.付き・・・138作品
- 作品番号なし(WoO)・・・205作品
- 偽疑作・・・18作品(ベートーヴェンの作品ではない疑いのあるもの)
※偽疑作については「Anh(Anhang)」が付けられています。
またその内のいくつかは、後年ベートーヴェンのものであると明らかになったものがあります。
作品目録「キンスキー=ハルム」の全容は、こちらのサイトで閲覧することができます。
⇒ Werke sortiert nach Kinsky (Verzeichnis nach Kinsky/Halm, 1955)(ドイツ語)
※閲覧しているブラウザによっては翻訳機能で日本語表示できるかもしれません。
「WoO」が付くということの意味
ゲオルグ・キンスキーとハンス・ハルムは、ベートーヴェンの作品目録を編纂するにあたり、膨大な資料を集め、精査、整理していきました。
そこには「旧全集」に含まれていない楽曲もあり、まだ作品番号がついていない楽曲に対して、「作品番号がついていない作品」を表す「WoO」をつけていったんですね。
これは何を意味するかというと...
「作品番号がついていない作品」を表す「WoO」というのは、いつの間にか自動的につくわけではなくて、誰かが研究を重ねた結果分類されて付けられるということになんです。
ベートヴェンの場合はゲオルグ・キンスキーとハンス・ハルムによって、その作品目録の中で付けられた、というわけですね。
意外な人気曲に作品番号が付いていなかった?
作品番号がついていない作品を表す「WoO」が付いた楽曲というのは、知っている人の少ないマイナーな楽曲ばかりとは限りません。
今でも大人気でよく演奏される楽曲も含まれているんですよね。
その代表的な曲が、ご存知ピアノの名曲『エリーゼのために(WoO.59)』です。
また『アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調(WoO.57)』というピアノ曲もそうなんです。
「アンダンテ・ファヴォリ」というのは「お気に入りのアンダンテ」という意味なんですが、ベートーヴェンはお気に入りの曲でも作品番号Op.を付けなかったのでしょうかね?^^;
さて、大変な手間暇をかけて発刊された作品目録「キンスキー=ハルム」ですが、それでもまだ十分ではなかったんですね。
まだ未登録、未発見の楽曲が残っていたんです。
そこで登場するのが次の・・・
ベートーヴェンの作品目録 その2 〜 ウィリー・ヘスによる「Hess」番号
1955年の作品目録「キンスキー=ハルム」発刊のわずか2年後。
1957年、ベートーヴェン最初の全集を出版したブライトコプフ・ウント・ヘルテル社から、通称「ヘス目録」と呼ばれる作品目録が発刊されました。
それが...
『Verzeichnis der nicht in der Gesamtausgabe veröffentlichten Werke Ludwig van Beethovens, zusammengestellt für die Ergänzung der Beethoven-Ausgabe』
(意訳:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの作品全集への補足のための未公表作品目録)
...です。
編纂したのはウィリー・ヘスという人です。
ウィリー・ヘス(Willy Hess)
1906年生まれのスイスの作曲家、音楽学者です。
チューリッヒ音楽院(現在のチューリッヒ芸術大学)で学び、ピアノや対位法という音楽理論、作曲法などを教え、音楽学についての書物も残しています。
またヴィンタートゥール市管弦楽団でファゴット奏者を務めたり、「ヴィオラとファゴットのためのソナタ Op.78」や、4手のピアノ連弾のための「3レントラー op.28」などを作曲しました。
1997年、生まれたのと同じヴィンタートゥールで亡くなられました。
「ヘス目録」の特徴とHess番号
ウィリー・ヘスはベートーヴェンの「旧全集」に含まれていない楽曲を、ひとつひとつ丹念に拾い集めていき、ひとつの作品目録にまとめ上げ、順に番号をつけていきました。
それが「Hess番号」と呼ばれるものなんです。
「ヘス目録」の大きな特徴となっているのは、断片だけだったりスケッチだけの楽曲や、何らかの資料の中で言及されているだけで、まだ楽譜そのものが発見されていない作品もたくさん掲載しているところ。
そしてそれらが「キンスキー=ハルム」版よりも多く含まれているということなんです。
「ヘス目録」の成果
「ヘス目録」の内訳は以下の通りです。
- メインカタログ(Hess)・・・335作品
- 偽疑作・・・66作品
偽疑作には「Hess.A」という番号がついています。
Aとはもちろん「Anh(Anhang)」のAですね。
「ヘス目録」の全容は、こちらのサイトで閲覧することができます。
⇒ Werke sortiert nach Hess (Verzeichnis nach Hess/Green, 2003)(ドイツ語)
※閲覧しているブラウザによっては翻訳機能で日本語表示できるかもしれません。
Hess番号とWoO番号
ウィリー・ヘスによる「ヘス目録」には、「キンスキー=ハルム」と同じく、ベートーヴェン楽譜全集である「旧全集」に含まれていない楽曲の情報がたくさん盛り込まれています。
そのため重複している楽曲もたくさんあるんですね。
重複している作品に関しては基本的に「WoO」を付け、「ヘス目録」によって情報が追加されている場合は、WoO番号とHess番号を併記する場合もあります。
ウィリー・ヘスのその他の業績
「ヘス目録」を編纂したウィリー・ヘスは、ベートーヴェンに関してほかにも業績を残しています。
まず1959年から1971年にかけて、自らベートーヴェンの楽譜をチェックし手直しや編集を行った『旧全集への補遺』を刊行しました。
またベートーヴェン13歳のときの作品「ピアノ協奏曲第0番(WoO.4)」に、未完の管弦楽の部分を補ってオーケストラバージョンに編曲したりしています。
さらなる完璧版を目指して 〜 ビアモンティによる作品目録とBiamonti(Bia)番号
ここまでベートーヴェン自身による作品番号Op.、「キンスキー=ハルム」によるWoO番号、「ヘス目録」からのHess番号と、何だか入り乱れてきていますよね。^^;
わけが分からなくなりそうです。
そんな状況に終止符を打つため・・・かどうかわかりませんが、新たな作品目録が登場してきます。
それが1968年にイタリアで出版された、通称「ビアモンティ目録」...
『Catologo cronologo e tematico delle opere di Beethoven,comprese quelle inedite e gli abbozzi non utilizzati』
(意訳:未発表の作品やスケッチ、未使用曲などベートーヴェンの全作品年代別目録)
...です。
編纂したのはジョバンニ・ビアモンティという先生です。
ジョバンニ・ビアモンティ(Giovanni Biamonti)
1889年生まれのイタリアの音楽学者。
サンタセシリア国立アカデミーの行政長官を務め、1940年代から50年代にかけてイタリアの音楽誌上でベートーヴェンに関するたくさんの著作を発表されました。
また「キンスキー=ハルム」の作品目録に非常に注目していたといわれています。
「ビアモンティ目録」を残された後、1970年に亡くなられました。
「ビアモンティ目録」の特徴とBia番号
「ビアモンティ目録」は作品番号Op付きの楽曲はもちろん、「キンスキー=ハルム」や「ヘス目録」、そして独自に集めた未発表作品なども含め、すべてのベートーヴェン作品をひとつ残らず網羅しています。
12歳のベートーヴェンが書いた1782年の「ドレスラーの行進曲の主題による9つの変奏曲 WoO.63(Bia.1)」から、この世を去る直前の1827年3月の「ピアノのための草案 Bia.849」まで全生涯にわたってです。
(ベートーヴェンは1770年12月16日生、1827年3月27日没。)
そしてすべての楽曲を作曲された年代順に並べ直し、作品のひとつひとつにBiamonti番号(Bia)を付けていきました。
その数、Bia.1からBia.849までの849作品。
「キンスキー=ハルム」は計361作品、「ヘス目録」が計401作品ですから、いかに「ビアモンティ目録」の収録作品数849が膨大なのかわかりますよね。
さらにすべてのBia番号には、それがどの作品番号なのか、WoOは何番か、Hessはどうなのか、すべて参照してあるんです。
もっとすごいのは、その独自に集めた未発表作品の数々。
ほんの断片やラフスケッチ、草案、構想、思いつきのメモまで、作曲家ベートーヴェンの一生におけるありとあらゆる創作活動を徹底的に拾い上げているんですね。
最後の「ピアノのための草案 Bia.849」にいたっては、ピアノというのは推測で、書いてあるのは「ただの棒線」だといいますから。^^;
そのため、Bia番号しかついていない作品の演奏はとても困難で、実際に上演されることはほとんどないといいます。
本当に音楽の断片でしかないものまで掲載しているんですね。
そんな「ビアモンティ目録」の全容は、こちらのサイトで閲覧することができます。
⇒ Ludwig van Beethoven works: Biamonti's catalogue 1
⇒ Ludwig van Beethoven works: Biamonti's catalogue 2
(英語)
※閲覧しているブラウザによっては翻訳機能で日本語表示できるかもしれません。
完璧な「ビアモンティ目録」?
「ビアモンティ目録」は現時点でもっとも完璧に近いベートーヴェンの作品目録だという評価を受けています。
編纂したジョバンニ・ビアモンティの偉大な功績はイタリア文化への最大の貢献だ、という声すらあるくらいです。
しかし
それでもなお、収録されていない作品が新たに発見されているというから驚きです。
技術の進歩や研究の積み重ねにより、作品目録を編纂した音楽学者たちが生きた時代には知り得ることができなかったことまでわかるようになったからです。
クラシック音楽の世界というのは、すでに完結した決まりきった世界だと思われる方もいるかもしれません。
でも今なお進歩や変化が絶えない世界でもあるんですね。
ベートーヴェン作品の「Op.」「WoO」「Hess」「Bia」の優先順位
ベートーヴェン作品におけるそれぞれの番号の表示の優先順位は次の通りです。
※優先の高い順
- ベートーヴェン自身、あるいは楽譜出版社による作品番号Op.
- 作品目録「キンスキー=ハルム」に記載のあるWoO番号
- 「ヘス目録」による追加情報がある場合は、WoO番号とHess番号の併記
- 「ヘス目録」によるHess番号
- 「ビアモンティ目録」によるBia番号
ベートーヴェンという名の意思の集まり
さて、そろそろまとめです。^^;
今回の魔法は…
(〃^∇^)ノ~エイ*・゜゜・*:.。..彡☆
音楽にはたくさんの人の思いがつまっているよ〜♪
ご紹介してきたように、今日私たちがベートーヴェンの作品を聴いたり観たり演奏したりできるのは、たくさんの人たちの絶えまぬ努力があったからこそです。
作曲家自身の才能もさることながら、楽譜や作品目録の編纂にたずさわった音楽学者の方々、出版に尽力した出版社や編集者の人たち、貴重な資料を大切に保管し貸し出した人々。
そしてそれを支えたご家族や友人たちなどなど。
音楽史や音楽学の表舞台からはあまり見えないところで、大勢の人たちの尽きることのない情熱や探究心、労をいとわぬ細かな作業の数々が行われ、そして今もなお続いているんだと思います。
そんなことを考えながら音楽に接していると、何だかとても感慨深い思いにかられます。
ベートーヴェンはひとりにあらず。
音楽に対するたくさんの意思の集合体、それが今も生きているベートーヴェンその人、なのかもしれませんね。
さぁ みなさん!
今日も楽しいピアノレッスンを♪ ・∀・*)ノ
*:゜・*:.。.*.。.:*・・*:.。*・
【関連記事】
コチラもどうぞ。^^
またベートーヴェンについてはコチラの記事もどうぞ。
【関連書籍】
ベートーヴェン作品 ヘス目録最新版
【出典・参考(source and authoritys)】
- WoO
- Hess番号
- Ludwig van Beethoven:Bagatelle "Fur Elise" WoO.59
- Willy Hess (composer)
- Catalogues of Beethoven compositions
- Kinsky, Georg (Schenker Documents Online)
- Halm, Hans – Dictionary definition of Halm, Hans | Encyclopedia.com: FREE online dictionary
- Ludwig van Beethoven works: Biamonti's catalogue 1/2
- ベートーヴェンの楽曲一覧
- Kunitachi College of Music - Research Institute
- Biamonti Catalogue
- Giovanni Biamonti