【動画あり】欠けたドーナツで音程感覚を!ピアノだけに頼らず相対音感を鍛える簡単な方法とは?

2013-12-18 : ピアノレッスン
欠けたドーナツで音程感覚トレーニング

こんにちは、FUKUON 福田音楽教室
ピアノ講師☆福田りえです。 (*^-^)/


今回はみなさんがよ〜く知っている曲を使って、音程感覚をやしなうトレーニングをしてみましょう。


正しい音程感覚といいうのは、楽器を演奏したり歌をうたったりする上でとっても大切な感覚となりますから、しっかりと身につけておきましょう。




2つの音程感覚


絶対音感と相対音感

音程感覚、いわゆる音感というものには、

  • 絶対音感
  • 相対音感

の2つがあります。




カンタンに絶対音感とは?


みなさんご存知の絶対音感というのは、耳で聞いた音を正確にドレミの音階として把握できる能力のことですね。


個人差や育ってきた環境、受けてきた音楽教育によって違いがありますが、よく7歳までに習得しなければ絶対音感は身につかない、な〜んて言われたります。




カンタンに相対音感とは?


それに対して相対音感というのは、ある音を基準として、その基準音と他の音との音程の差を正確に把握できる能力のことです。


たとえば基準を「ド」とすると、次に鳴った音が「ド」からどれくらい音程の差があるのかを聞き分けて、その音が何なのかを判定できる音程感覚です。




大部分の人が「音楽っていいな〜」「この曲って美しいなぁ」と感じることが出来るのは、この相対音感を基本的に持っているからなんですよね。


正確に把握はできていなくても、音と音のつながりや音程差というものを感じることができるからなんです。




また絶対音感と違い、相対音感というのは成長したあとでも身につけるのが比較的に簡単だと言われているんですよね。


今回ご紹介する方法も、その相対音感を鍛えるトレーニングになっています。^^




相対音感が大切な場面とは?


相対音感の大切さ

実は多くの楽器にとって正しい音程で音を奏でるというのは、割りと難しいことなんです。


特に管楽器などは「吹く」という微妙な動作が不可欠で、楽器の構造上の特性としても「常に正しい音を必ず出す」ことが難しいそうです。(このページ下の参考Webサイトを参照)


また歌も同じく、カラオケなどで痛感する方も多いように、常に正しい音程で歌うことが難しいですよね。^^;




ところが幸か不幸かピアノという楽器は、調律さえ狂っていなければ、常に正しい音を出すことができるんです。


どれか鍵盤を叩けばそれに応じたハンマーが弦を叩いて、決まった音を出せるからです。


鍵盤の叩き方の違いは音の強弱や音の長さの違いだけで、音程自体は常に正しく同じ音を出すことができますよね。


その常に正しい音を出すというピアノの特性を使って、歌やその他の楽器の方は音程のチューニングを行ったり、相対音感をトレーニングしたりするというわけです。




しかしピアノの正しい音程に慣れてしまっていると、いざ他の楽器を演奏するときや歌うとき、また合奏や合唱などほかの人とセッションするとき、音程を合わすことに戸惑ってしまいます。


ピアノだけに頼ることなく、自らの相対音感を鍛えておく必要があるということですね。




そこで本日のピアノ魔法は!

(〃^∇^)ノ~エイ*・゜゜・*:.。..彡☆

欠けた部分が気になる習性を活かして音程感覚をトレーニング♪


ん、欠けた部分が気になる習性って?




2つのドーナツ、気になるのはどっち?


2つのドーナツ

さて質問です。


あなたの前に2つのドーナツがあります。

1つは丸いドーナツ、
もう1つは一箇所だけ欠けたドーナツ。


果たしてどちらが気になりますか?


ほとんどの人は欠けたドーナツの方が気になるんですよね。


どうして欠けているのか?
誰が食べたのか?
いつ食べたのか?




人間は形や配列といった視覚情報を、よりまとまりのある、より簡潔な状態として補完して把握しようとします。


たとえば

〜ここから引用〜
以下の図では、黒い四角と白い四角のグループが交互に並んでいるように知覚される。黒白、白黒のグループが交互に並んでいるようには知覚されにくい。

□■■□□■■□□■■□□■■□□■

ゲシュタルト心理学 - Wikipedia
〜ここまで引用〜

という具合に、よりわかりやすい状態として理解しようするわけです。


これをゲシュタルト心理学のプレグナンツの法則といいます。




本来ドーナツは丸い形のはずなのに、丸い形として認識したいのに、一箇所欠けていることで発生するどうしようもない違和感。


これが気になる原因となるんですね。




ハズレた音程は気になってしかたがない?


ハズレた音程は気になる

完全なものより、少し不完全なものの方がより気にかかる・・・。


これ、音楽も同じだと思いませんか?


一箇所だけ音程を外すと、そこがやけに気になる...。
ほかの人の歌や演奏で音がハズレると、そこがやけに気になる...。
ああ〜そこはそうじゃなくて、本当はこうなのにって。




その欠けた部分を意識するという人の習性と、ピアノが常に正しい音を出すという特性を利用した音程感覚・相対音感をやしなうためのトレーニング法です。

動画でどうぞ。


※スイマセン、ちょっと前にiPadで撮影した動画なので少し音がズレます。
え、そのズレが気になる?それもプレグナンツの法則ということで...。^^;



※この動画のYouTubeページ。
http://youtu.be/1ODqd8ARR1c


これはハンドベルのような緊張感もあって、一人でやっても、みんなでやっても、なかなか面白いんじゃないかなぁ〜って思います。



さぁ みなさん!
今日も楽しいピアノレッスンを♪ ・∀・*)ノ

*:゜・*:.。.*.。.:*・・*:.。*・

【関連記事】
コチラの記事もどうぞ〜。^^


【関連書籍】

江口メソード 相対音感のドリル(1)



【参考Webページ】
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