早い?遅い?ピアノ教材の進め方 〜 楽しむ心を育てる聴き方と伝え方

2011-04-14 : ピアノレッスン
ピアノ教材の進め方

こんにちは、FUKUON 福田音楽教室
ピアノ講師☆福田りえです。 (*^-^)/


さて、みなさんからピアノやレッスンに対していろんなご相談をいただきますが、その中でも結構多いのは...

「この教材は、このくらいの進み方で大丈夫ですか?」

というご質問です。


果たしてピアノ教材の進み具合の早い・遅いは、どうやって測ればいいのでしょうか?




ピアノ教材の進み具合をどう測るのか?


いろんな定規の写真

教材の進み方のご質問は特に親御さんから多いのですが、基本的に我が子の進み具合しか見ることがないわけですから、他と比べてどうなのか疑問に思われるのも無理はありませんよね。


他の子に比べてどうなのか、気になってしまいます。


また大人の方であっても、ご自身の進み具合が遅いのか早いのか、それともこれが普通なのか、ご心配されることもあります。




しかし、あまり気にしなくてもいいのではないかと思います。


と言うのも、教材の進み具合には個人差があるのが普通なので、一概にこれは早い、これは遅いとは言えないものなんですよね。


進み具合の平均値はあってもそれが普遍的な基準でもありませんし、早いから良い、遅いから悪い、と評価されるわけでもありません。


ピアノの教材は早解き問題集ではないんです。




それよりも、ひとつひとつの過程がしっかりと身についているか?

音楽の本質的なことに気がつき、それをしっかりと理解し、喜びを得ながら進んでいるか?


そちらの方がより大切なんじゃないかと思います。




多様性のあるピアノ教材の進め方


真っ直ぐ伸びる道の写真

ピアノ教材の進め方のごくベーシックな例としては、以下の様なドイツ系のルートを描くのではないかと思います。


  1. バイエル

  2. ブルグミュラー & ハノン

  3. ソナチネ
    ツェル二― & バッハ

  4. ソナタ
    モーツァルト、ベートーベン、ショパン、シューマン、リスト等


またいろんな楽曲をピアノで自由に弾けるようになるために、基礎的な部分を固めるための練習曲、いわゆるエチュードもありますよね。


もちろん上のルート以外にも、アメリカ系のペースやバスティンやバーナム、フランス系のメトードローズ、カバレフスキーやコダーイなど…、他にもポピュラーやジャズへ進んだりといった多様性もありますし、基礎の過程でどんな音楽体験を受けるかによって変わってくることもあります。


一本道ではないんですよね、教材の進め方は。


ただし「忘れてはいけないこと」はあります。




忘れてはいけない一番大切なもの


森の中で佇み日差しを見つめる女性の姿

どんな教材で学んでいたとしても、どんなルートを辿ったとしても、忘れてはいけない一番大切なものがあります。

それは...


『どんな曲でも楽しめる心を育むこと』
なんですよね。


どんな曲であってもそれを楽しんで弾くような心を育てていないと、途中で簡単に挫折や諦めが起こりやすくなります。


そして心というものが育つ過程では、周りの影響をとても受けやすいということを忘れてはいけないでしょう。




初心者や初級者の弾く人(プレイヤー)は、いつも「これでいいのかなぁ…」と思ってピアノに向かっているものです。


まだ自分の演奏に確信が持てない状態ですので、しっかりした芯がなく、外部からのちょっとした刺激で良くも悪くもなります。


周りの手助けが必要な状態なんですね。




そこで聴く人(リスナー)は、いつも聴いたときの自分の気持ちと、以前から比べて良くなった部分を伝えてあげてください。


「○○ちゃんの音は暖かいね〜。」
「強弱がつくようになってきたね〜!」など。


ポイントはどうなって欲しいかを伝える、上手になって欲しいならそのように言ってあげることです。


暖かい音色で弾けるようになってほしければ、「○○ちゃんの音は暖かいね〜。」と伝え、もっと強弱をしっかりつけて弾けるようになってほしければ、「強弱がつくようになってきたね〜!」と言ってあげます。


するとそのことに対して焦点が当たって、ごく自然にそこに意識が向かうようになります。


また承認の言葉をかけることで、「楽しい」と感じる喜びの心が少しずつ育つようになり、やがてしっかりとした芯へと成長していきます。


そのためには、聴いてもらうのが楽しくなる「環境作り」が大切なんですね。



さて今回のピアノ魔法は…

(〃^∇^)ノ~エイ*・゜゜・*:.。..彡☆

進み方を気にするより、弾いている音の変化や、良くなっている部分を伝えてあげて♪


進まないとには焦らずに、どう弾くか、どう聴くかを考えて。


お子さんがヘッドフォンをつけた状態でモンモンと練習してあまり聴かせてくれない、な〜んてことになっていませんか?


そのときは「聴き方」を変えてみてください。


そうすると不思議なコトに、自ら進んで練習するようになりますよ♪



さぁ みなさん!
今日も楽しいピアノレッスンを♪
・∀・*)ノ
*:゜・*:.。.*.。.:*・・*:.。*・

【関連記事】
この記事を読んでいる人にオススメ!



【関連書籍】

生徒を伸ばす! ピアノ教材大研究
  • もっと楽しく♪動画でピアノレッスン
  • 人気記事ランキングTOP20
もっとピアノが大好きになっちゃう無料メルマガ
『人生を楽しくする☆魔法のピアノレッスン♪』

読者購読規約powered by まぐまぐ!
| /PAGES |
  • 【まとめ】全26選!ご家庭でのピアノの練習に参考になりそうな記事をピックアップ
  • 保育士試験ピアノ実技と筆記まとめ
  • 【まとめ】ピアノコンクールの参考になりそうな関連記事をまとめました
  • 【まとめ】譜読みの上達に参考になりそうな関連記事をまとめてみました
  • 【連載開始!】障がいを持つ子どものためのピアノレッスン - ムジカノーヴァ2017年1月号
コメント
コメントする






   

スマホ版を表示
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...