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魅了する演奏へ!ピアノの最初の1音を変える1拍目の意識改革と練習法♪

2014-03-08 : ピアノレッスン
ピアノの1拍目

こんにちは、FUKUON 福田音楽教室
ピアノ講師☆福田りえです。 (*^-^)/


練習のとき、あるいは演奏のときでも、何となくピアノの前に座り、何気なく弾きはじめていませんか?

それどころか、いきなり弾きだしたりしていませんか?


今回はピアノの弾きはじめの1音目を変える「1拍目の意識改革」というテーマで書いてみますね。




ピアニストの奏でる最初の1音の魅力


ピアニストの1音の魅力

ピアノを弾く上で最初の1拍目、つまり最初の音というのはとても大切ですよね。


出だしの1音でその演奏のすべてが決まってしまう、というのはちょっと大げさかもしれませんが、でもそれくらい意識しないといけない大切なものなんです。


プロのピアニストの演奏を聴いていると、もう最初の1音目で魂ごと持って行かれそうになることってありませんか?


ピアノに触れた瞬間に奏でられるその第1音で、心から魅了されるというか、グイッと惹き込まれるというか、もう目が離せないような魅力を感じる体験。


「出だしから違う!」って。^^


この体験があると、ピアノの最初の音がいかに大切かお分かりいただけると思います。


では魅力的な出だしの音とそうでない音とは、いったい何が違うというのでしょうか?




呼吸と意識とタイミングを合わせることが大切


呼吸と意識とタイミング

まず私たちの日常生活で考えてみましょう。


たとえば朝目がさめて布団から起き上がるとき、突然ガバっ!と起きることはあまりないんじゃないかと思います。


いきなり起き上がると体の筋や腰を痛めたり、ドキドキと血圧が上がったりして、あまり体にいいとは思えませんよね。


多くの場合、きっと起き上がる前に「1、2の、3、ヨイショ!」という前フリがあるはず。


声に出すわけではありませんが、心のどこかで掛け声をかけながら起きているんじゃないでしょうか。


タイミングを見計らい、呼吸と意識を合わせ、できるだけスムーズに、負担の少ない形で起きようとしているんだと思います。




ほかにも、かけっこするときは「位置について、ヨーイ、ドン!」で走りはじめますよね。

重い物を持ち上げるときも「1、2の、3、ヨイショ!」です。

相撲は「はっけよーい、ノコッタ!」で力士がぶつかっていきます。

腕相撲も「レディ、ゴー!」で力を込めます。


どれも呼吸と意識を合わせ、タイミングを見計らい、できるだけスムーズに動きはじめますよね。


ジャンケンだって「最初はグー。ジャンケンポン!」ですもんね。^^




そう、ピアノだって同じ。

いきなり弾きはじめたり、唐突に最初の音を出しても、呼吸と意識、そしてタイミングが噛み合っていかないんですよね。


呼吸と意識、そしてタイミングが噛み合っているかどうか?


それがピアノの1音目が魅力的になるかどうかの大きな分かれ道、なんですね。


じゃ、どうすれば呼吸と意識、タイミングが噛み合うのでしょうか?




拍子に合わせてピアノを弾きはじめよう


拍子に合わせてピアノを弾く

音楽には、呼吸と意識、そしてタイミングを合わせるためにとても便利なものがあります。


それは「」です。

もっとわかりやすく言うと「拍子」ですね。


しっかり拍子を取りながらピアノを弾くことで、すべてが噛み合っていきます。


呼吸と意識そしてタイミングが、拍子というペースメーカーに合わせる形で揃っていくんですね。




しかし弾きはじめの最初の音を出すとき、まだ拍子がスタートしていない、あるいはまだ拍子を感じられていないと、呼吸、意識、タイミングがうまく噛み合わないんです。


そのため、とりあえず最初の音を出してみて後から拍子を合わせるので、いきなり弾きはじめたような唐突感が出てしまいます。


第1音が先で、拍子が後になってしまっているからなんです。


「ヨーイ、ドン!」のドン!が待てずに、フライングして走り出してしまうランナーみたいなものですね。




そうではなくて、拍子がまずあって、それに合わせて1音目を弾くようする必要があります。


つまり1音目ではなく、1拍目を意識することが大切になってくるんですね。




1拍目を意識したピアノの練習法とは?


1拍目を意識したピアノの練習法

ではどうやって、ピアノを弾く前から1拍目を意識すればいいのでしょうか?


さぁ、本日のピアノ魔法は!

(〃^∇^)ノ~エイ*・゜゜・*:.。..彡☆ 


ピアノは弾く前から演奏がはじまっているよ♪


拍子はピアノを弾く前からはじまっている、いや、拍子は常に刻まれて続けていると考えたほうがいいかもしれませんね。


時計の秒針や心臓の鼓動が鳴り続けているように、拍子も常に刻まれているこの世の自然法則みたいなものです。


その拍子の流れを、ピアノを弾きはじめる前に感じて、捉えて、意識してから、最初の音を弾く。


自然な拍子の流れから、ピアノを弾き出す第1拍目を見つけて、そこに第1音を重ねるようにする。


すると、第1音もスムーズに出るようになり、ピアノの音色も自然に拍子に乗っていくことができるようになります。




拍子の流れを感じるときは少なくても1小節前の拍子を感じてから、1拍目や1音目を鳴らすように練習するといいでしょう。


4拍子だと1・2・3・4 ⇒「1」

3拍子だと1・2・3 ⇒「1」

2拍子だと1・2 ⇒「1」



という具合です。


2拍子や3拍子の場合はもう少し前、2小節、3小節前からの拍子を意識してもいいでしょう。

満を持して「初めの音」に向かう、という感じですね。


もちろん自分の呼吸や意識もそれに合わせ、リズムよく弾きはじめてみてください。


ピアノの弾きはじめの「ノリ」が変わるのがわかると思います。




聴いている人をも魅了するピアノの弾きはじめ


魅了するピアノの弾きはじめ

聴衆を魅了するピアニストは、会場全体の呼吸や意識を感じ取ってピアノを弾きはじめます。


みんなの息づかいや気持ちの集中、落ち着きや気配などを捉え、それらを目に見えない拍子の流れに乗せて、ピアノを弾きはじめるんです。


演奏する自分だけのタイミングだけではなく、聴いている人のタイミングも合わせているんです。


だからこそ最初の1拍目1音目から、いや、もう弾きはじめる前から、魂ごと惹き込まれるような魅力ある演奏となるんですね。





1拍目の意識改革。


いかがですか?

あなたのピアノを聴いてくれる人を魅了する演奏への第一歩となりますように。




今日もステキなピアノレッスンタイムをお過ごしくださいね☆
*:゜・*:.。.*.。.:*・・*:.。*・

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