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意外な原因も!ピアノを弾くとき手首が下がっていませんか?その傾向と対策♪

2014-06-11 : ピアノレッスン
ピアノを弾くとき手首が下がる
ピアノを弾くとき、手首が下がっていませんか?
こんにちは、FUKUON 福田音楽教室
ピアノ講師&音楽療法士の福田りえです。 (*^-^)/


このブログやメルマガでも何回かご紹介していますが、ピアノを弾くときの姿勢や腕の位置、手首や手のひらの形はとても大切です。


誤った形が身についてしまうと演奏に限界がくることがありますし、気づいてから直そうとしても、一旦クセになったしまったものはなかなか矯正するのが難しくなります。


また肩こりや腰痛など身体に影響が出ることも考えられるので、はじめから正しい姿勢や手の形を身につけておきたいものです。




これはピアノに限ったお話ではないですよね。


たとえばゴルフのスイングなども、正しいフォームは身体に無理がなく、飛距離も伸びコントロールもしやすいといいます。

また何より見ていて美しいものです。

(これでも昔、ちょっとだけ練習したことがあるんです。^^)




いろんなジャンルで姿勢やフォームというのは大切な基本となるわけですが、ピアノの場合「手首の角度」というのもひとつのポイントになってきます。


特に手首が下がってしまうと、スムーズに鍵盤を叩くことに支障が出てしまうんですよね。




ピアノを弾くときに手首が下がってしまう原因は?


手首が下がる原因

ピアノ演奏時に手首が下がってしまう原因はいくつかありますので、少し見ていきましょう。



筋力


筋力まだ発達段階にある幼少期の子どもの場合には、ピアノを弾こうとして力を入れると手首が下がることはよくあります。

鍵盤を上からしっかり押さえるためのフォームを、ずっと維持し続けるだけの手首の筋力がまだないんですね。


また手首を下げることで手の重心をグッと下げ、鍵盤に力を入れようとするためでもあります。


筋力がついてないために生じる一般的な現象なので、クセにならないように気をつけながら、筋力の発達を促すようなエクササイズを取り入れるといいでしょう。



姿勢


姿勢ピアノのイスに座る姿勢が悪いと手首が下がることがあります。

猫背になってしまうと必然的に腕の位置が下がり、また前屈みになることでピアノと腕との距離も近づいてしまいます。


すると下の方から鍵盤に手をかけることになるため、結果的に手首が下がったようなフォームになっていくんですね。



そうならないためには、リラックスした状態で背筋を伸ばしてピアノに向かうように心がけるようにしょう。


また身体の姿勢を支える体幹筋を鍛えるようにすると、自然とよい姿勢になっていきます。


ピアノと同時にバレエを習っている子の姿勢がいいのは、この体幹筋がしっかり成長しているからなのかもしれませんね。


〜ここから引用〜
体幹筋とは?

体幹筋は広義の骨格筋のうち、体幹に属する筋肉を総称したものである。内蔵を支える機能とともに、運動時のバランスをとるために骨格筋を随意で動かす際は最初に動かす筋肉であるため、この筋肉が弱ると運動が不安定になる。

体幹筋 | Wikipedia
〜ここまで引用〜


こちらの記事でピアノの基本姿勢を客観的に確認してみてね!



電子ピアノ


電子ピアノ不思議と電子ピアノで練習している方も手首が下がることがあります。

普段は電子ピアノでコツコツ練習しているんですが、レッスンや発表会、コンクールなどでピアノを弾くときになると、手首が下がってしまうんですね。


これはピアノと電子ピアノとでは音を鳴らす機構に違いがあり、それが大きな原因になっています。( ※注



物理的にハンマーで弦を叩いて音を出しているピアノと、電気信号で音を出している電子ピアノとでは、必要とされる筋力が違ってきます。


もちろんアコースティックピアノの方が、より大きな筋力を必要としています。


また同じアコースティックピアノであっても、大きくなればなるほど求められる筋力も大きくなるんです。



筋力というのは日常的なトレーニングで育つものですから、普段どんなピアノで練習しているのかが、結果に現れてくることになります。


電子ピアノよりもアコースティックピアノの方が。

アップライトよりもグランドピアノの方が。

グランドピアノでもより大きなフルコンサートピアノの方が、より大きな力を必要としています。


どれで日常のトレーニングを行っているかによって、筋力の成長も大きく変わってくるんですよね。



また普段から電子ピアノの軽いタッチに慣れてしまっていると、ステージ上で大きなピアノを弾いたとき鍵盤の思わぬ重さに戸惑い、普段のフォームが崩れてしまうこともあります。


さらにピアノコンクールなどでは、アコースティックピアノで練習している子と、電子ピアノで練習している子とでは音を聞いただけでその差が感じられることもよくあります。



もちろんピアノを楽しむという意味では電子ピアノでもいいのですが、いざピアノを弾いたときに手首が下がってしまっては本末転倒。


そのことは忘れないでくださいね。


※注:近年ではグランドピアノを模した「ハンマータッチ」の電子ピアノも出ていますので、必ずしも差があるというわけではなくなっています。




付いてる?付いてない?手首が下がってしまう意外な原因とは?


付いてる?付いてない?

さて、その他にも意外なモノが原因となって、ピアノを弾くときに手首が下がってしまうことがあります。


どうしても手首が下がってしまう生徒さんの、お家での練習方法や環境を聞いてみて分かったことがなんですが...。


さて、その意外な原因とは?



そこで本日のピアノ魔法は…

(〃^∇^)ノ~エイ*・゜゜・*:.。..彡☆

手首とイスの高さには密接な関係がある♪


ピアノに使うイスには「背もたれ付きのイス」と「背もたれなしのイス」、あるいは「丸イス」があります。


どのイスにも共通するのは、座面の高さを調整する機能がついていることです。


その機能のおかげで、それぞれが一番ピアノを弾きやすい高さに調整することができ、正しい姿勢とフォームを維持することができるんです。



と こ ろ が



この高さ調整の機能がついていないイスを使って、普段からピアノの練習をされている方がいらっしゃいます。


するとイスとピアノの高さの関係を、自分にピッタリに微調整することができませんよね。


また成長期の子どもたちは身長もどんどん伸びていきますから、イスもそれにあわせて高さを変えていかなければなりません。


もし背は伸びたのにイスは低いまま練習していると、鍵盤にぶら下がる感じで手首が下がってしまいます。


これを日常的に繰り返していくことで、手首を下げたままピアノを弾くことがクセになってしまうんですね。




よく電子ピアノに付属しているイスは、この高さを調整する機能が付いていない場合もあります。


またイスが古くなったり破損してしまったとき、新たにピアノ椅子を購入せずに一般的にイスで代用している場合も高さの調整はできません。


するとどうしても良くないクセがついてしまいやすいので、可能な限り高さの調整ができるピアノ専用のイスを使ってくださいね。

【関連書籍】

シャンドール ピアノ教本―身体・音・表現
稀代のヴィルトゥオーソが指奏法・重量奏法の誤りを明快に指摘、指〜腕の動きを効率的にコーディネートする「5つの基本動作」を提唱。現代ピアノ奏法の決定版。図版150点。(春秋社Webサイトより引用)


イスは習慣のモノですから、レッスンのときでも、お家で練習すときでも、ピアノを弾く環境をしっかり整えて、手首は上がりすぎず、下がりすぎず練習したいものですね。


では みなさん!
今日も楽しいピアノライフを♪ ・∀・*)ノ
*:゜・*:.。.*.。.:*・・*:.。*・


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