ピアノのペダルについて最初に知っておきたい基本的なこととペダルテクニックの教材
2015-03-23 : ピアノレッスンこんにちは、FUKUON 福田音楽教室
ピアノ講師☆福田りえです。 (*^-^)/
今回はピアノを弾く上で扱いがなかなか難しい「ペダル」のことを、初心者の方向けに基本的なことについてご紹介していきたいと思います。
ではレッツ、ペダリング!
まだピアノを習いはじめだったり身体が小さい内は、ペダルを踏みながら演奏することは少ないかもしれません。
でも少し上達してくると、次第にペダルを使う場面が出てきますから、まずは基本的なことを知っておきましょう。
通常グランドピアノには3本のペダルがついています。
右から順に...
と呼ばれています。
アップライトピアノの場合は、真ん中のペダルを「マフラーペダル」といい、その機能も違っているんですが、それについては後ほど説明しますね。
また、ちょっと古いビンテージ物のピアノ中には、ペダルが2本のものもあるんですよ。
その他にも、昔のピアノの操作性や打鍵の感覚を再現するためだったり、打楽器と連動させるために、4つとか5つのペダルを備えたピアノもあったりします。
使いこなすのが大変そうですね。^^
では1番右についているダンパーペダルのことについてお話しします。
まずピアノという楽器は、鍵盤を指で押すことで中のハンマーが弦を叩き、その弦が振動することで音が出るようになっています。
ダンパーというのはその弦の振動を止めるための装置で、鍵盤から指を離すことでダンパーが弦に当たって振動を止めることができます。
でもダンパーペダルを踏むと、ダンパーが弦に触れないよう開放したままにできるので、指を鍵盤から離しても弦の振動が止まらず、音が長く伸びるようになっているんです。
そのためダンパーペダルの別名は「長音ペダル」とか「ラウドペダル」、あるいは「サスティンペダル」とも言うんですよね。
(ラウド[loud]:大声の,高い音といった意味)
(サスティン[sustain]:(音を)維持する,保つといった意味)
指を離しても音が止まらないので、滑らかに音と音をつなげて弾いたり、余韻を長く残したりと、ピアノに豊かな表情を与えてくれます。
またダンパーペダルを踏み込みダンパーを開放したまま鍵盤を叩くと、その弦以外のほかの弦も一緒に共鳴して、単音よりも厚みのある音色にすることもできるんです。
ダンパーペダルのペダリングで難しいのは、音が濁らずペダルを踏むテクニックを身に付けることです。
ダンパーペダルを踏むと音が止まらないので、タイミングが良くないと前後の音と重なってしまい、音色が濁ってしまうんですね。
しかしまったく重ならないと音はつながりませんから、ペダルを上げ下げするタイミングがとても大切になってくるんですが...。
初心者にはこれがなかなか難しいんですよね。^^;
ではいくつか、代表的なダンパーペダルのテクニックを簡単にご紹介しておきます。
このようにダンパーペダルを使いこなすことでピアノの表現に広がりを出せますが、音を聴き分けるための集中力やペダルを踏み込むタイミングを図る判断力など、とても高度なテクニックを必要とします。
ピアノのペダルの中で一番左についているのが、一般的にソフトペダルと呼ばれているペダルで、別名「弱音ペダル」と言うこともあります。
「一般的に」と書いたのは、グランドピアノとアップライトピアノとで、仕組みと役割がちょっと違っているからなんですね。
ただグランドピアノでもアップライトでも、「音を弱く(小さく)する」という意味では共通してはいます。
でも、ちょっと違っているんですよね、これが。^^;
グランドピアノでソフトペダルを踏むと、ハンマーを含めた打弦装置全体が少し右に移動し、ハンマーが弦を打つ位置にズレが生じます。
なかなか大掛かりな装置ですよね。^^
ピアノの弦は中音域以上では1音に対して3本張られていて、ハンマーは3本を一緒に叩いて1音を出しているんですが、ソフトペダルを踏むとハンマーが右にズレ、叩く弦が3本から2本に減って音が弱くなります。
低音域では2本で1音、一番低音で1本で1音となっているんですが、ソフトペダルを踏むとハンマーの端で叩くことになり、これも音が弱くなります。
このように打弦装置が右に移動(シフト)して音を弱くするために、グランドピアノのソフトペダルを「シフトペダル」、あるいは「シフティングペダル」と呼ぶんですね。
グランドピアノのソフトペダルは音が弱くなるだけでなく、音質や音色もモヤっとした音に変化するんですよ。
ドビュッシーはこの響きを利用した『月の光』など多くの楽曲を書いていて、楽譜の中では「1弦で」という意味の「u.c.(ウナコルダ)」という指示が書かれています。
※楽譜上でのソフトペダルの指示が「u.c.(ウナコルダ)」となるため、ソフトペダルのことを「ウナコルダペダル」という場合もあります。
またギロックもソフトペダルを使った『リオのカーニバル』や『雨の噴水』など、幼少期よりペダルを使った練習ができる曲を残していることから、初心者のための練習曲としても人気があるんですよね。
アップライトピアノでソフトペダルを踏むと、ハンマーが通常より弦に近い位置にセットされます。
打弦の距離が縮まり近い位置からハンマーが弦を叩くので、音が弱くなるんですね。
要するにピアノを弾くタッチが浅くなる、というイメージでしょうか。
ボクシングでいうと、普段はストレートで強く叩いているのを、軽いジャブに切り替える、みたいな感じかもしれません。
ただし、音が弱くなるといってもグランドピアノのソフトペダルと違って、それほど明瞭ではありません。
若干ソフトになったかなぁ?というくらいです。
また音質や音色はほとんど変わることがなく、連打音などはタッチの浅さから弾きにくくなります。
最後の真ん中のペダルは、グランドピアノとアップライトピアノとではまるっきり機能が違っていて、呼び方も違っているんですよ。
グランドピアノの真ん中のペダルはソステヌートペダルといいます。
ん、「ソステヌート」ってどこかで聞いたことがありませんか?
そう、以前にもご紹介したことのある演奏記号ソステヌート(sostenuto)でしたね。
演奏記号としてのソステヌートは「音の長さを十分に保って」という意味でしたが、ペダルとしてのソステヌートも同じような意味を持っているんです。
つまり、どれか特定の1音だけを長く伸ばす機能、それがグランドピアノのソステヌートペダルなんですね。
えっ、音を伸ばす機能?
はい、確かに先ほどご紹介した一番右のダンパーペダルも音を長く伸ばすことができましたが、この中央のソステヌートペダルとはどう違うのでしょうか?
ダンパーペダルは踏むと全てのダンパーが弦から離れますが、ソステヌートペダルの場合は鍵盤を指で押さえている状態で踏むことで、その音に対するダンパーだけを弦から離しておくことができるんです。
つまり伸ばしたい音を打鍵(打弦)したと同時にソステヌートペダルを踏むと、その音だけを伸ばすことができるというわけなんですね。
またダンパーペダルとは違って、他の弦との共鳴も起こりませんよ。
楽譜中にはpedale sostenuto(p.s.)と書かれていて、ドビュッシーの『ピアノために』のプレリュードなどに出てきますので、真ん中のペダルを試して練習してみてくださいね。
さてアップライトピアノの中央のペダルはというと、特定音を長く伸ばせるグランドピアノのソステヌートペダルとはまったく違う機能がついているんです。
アップライトピアノではマフラーペダル、あるいはミュートペダルとか消音ペダル、または弱音ペダルなどと呼ばれ、その名の通り音を消す機能が備わっている場合がほとんどです。
※高級アップライトピアノでは、グランドピアノと同じソステヌートペダルがついている場合もあるみたいです。
マフラーペダルは2段階になっていて、踏んで左にロックさせると弦とハンマーの間に薄いフェルトやクロスが下がり、音が小さくこもって弱音・消音機能が作動する仕掛けになっています。
夜間や住宅密集地でのピアノの練習に使うことで、ご近所への騒音対策にもなりますよね。
このようにアップライトピアノの真ん中のペダルは、グランドピアノのように演奏表現に使うものではありませんから、何だかしょぼいなぁ〜って感じるかもしれませんね。^^;
しかしアップライトピアノのマフラーペダルを侮る事なかれ。
マフラーペダルにMIDI付きの消音ユニットを取り付けることで、その用途が大きく広がるんですよ〜。
消音ユニットのフォーンプラグから音を取れるようになるので、ヘッドホンを付けて自分で自分の演奏を聴いたり、外部のスピーカーに繋ぐとか、ダイレクトにデジタル録音できたりと、使い方イロイロ。
さらにパソコンやiPad、iPod、iPhoneなどデジタル機器とMIDI接続できるので、自分の演奏をそのまま作曲に使えるリアルタイムレコーディングも可能となります。
※MIDI:
MIDIを理解するとかなり使い勝手が広がるんですが、今回はペダルのことだけなのでこのあたりで。^^;
最後にペダルのテクニックを養うために役立つ教材をご紹介して、今回の魔法に代えさせていただきま〜す。
今回のピアノ魔法は…
(〃^∇^)ノ~エイ*・゜゜・*:.。..彡☆
私も以前から参考にさせていただいている堀江真理子先生の「ペダルテクニック(基礎編,応用編)」の本ですが、昨年末に改訂版が出版されました。
しかも基礎編はDVD付きで!
【基礎編での収載曲】
〜ここから引用〜
【実践編での収載曲】
〜ここから引用〜
もし上記のピアノ曲を練習しているのなら、きっとこのペダル・テクニックの本は役立つはずです♪
そして、美しいピアノの音色を演出してくれるペダルへの魅力が深まることでしょう!
では みなさん!
今日も楽しいピアノライフを♪ ・∀・*)ノ
*:゜・*:.。.*.。.:*・・*:.。*・
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ピアノ講師☆福田りえです。 (*^-^)/
今回はピアノを弾く上で扱いがなかなか難しい「ペダル」のことを、初心者の方向けに基本的なことについてご紹介していきたいと思います。
ではレッツ、ペダリング!
ピアノのペダルについて知っとこ!
まだピアノを習いはじめだったり身体が小さい内は、ペダルを踏みながら演奏することは少ないかもしれません。
でも少し上達してくると、次第にペダルを使う場面が出てきますから、まずは基本的なことを知っておきましょう。
通常グランドピアノには3本のペダルがついています。
右から順に...
- ダンパーペダル
- ソステヌートペダル
- ソフトペダル
と呼ばれています。
アップライトピアノの場合は、真ん中のペダルを「マフラーペダル」といい、その機能も違っているんですが、それについては後ほど説明しますね。
また、ちょっと古いビンテージ物のピアノ中には、ペダルが2本のものもあるんですよ。
その他にも、昔のピアノの操作性や打鍵の感覚を再現するためだったり、打楽器と連動させるために、4つとか5つのペダルを備えたピアノもあったりします。
使いこなすのが大変そうですね。^^
ダンパーペダル(一番右のペダル)
では1番右についているダンパーペダルのことについてお話しします。
ダンパーペダルの機能と役割
まずピアノという楽器は、鍵盤を指で押すことで中のハンマーが弦を叩き、その弦が振動することで音が出るようになっています。
ダンパーというのはその弦の振動を止めるための装置で、鍵盤から指を離すことでダンパーが弦に当たって振動を止めることができます。
でもダンパーペダルを踏むと、ダンパーが弦に触れないよう開放したままにできるので、指を鍵盤から離しても弦の振動が止まらず、音が長く伸びるようになっているんです。
そのためダンパーペダルの別名は「長音ペダル」とか「ラウドペダル」、あるいは「サスティンペダル」とも言うんですよね。
(ラウド[loud]:大声の,高い音といった意味)
(サスティン[sustain]:(音を)維持する,保つといった意味)
指を離しても音が止まらないので、滑らかに音と音をつなげて弾いたり、余韻を長く残したりと、ピアノに豊かな表情を与えてくれます。
またダンパーペダルを踏み込みダンパーを開放したまま鍵盤を叩くと、その弦以外のほかの弦も一緒に共鳴して、単音よりも厚みのある音色にすることもできるんです。
ダンパーペダルを使った演奏テクニック
ダンパーペダルのペダリングで難しいのは、音が濁らずペダルを踏むテクニックを身に付けることです。
ダンパーペダルを踏むと音が止まらないので、タイミングが良くないと前後の音と重なってしまい、音色が濁ってしまうんですね。
しかしまったく重ならないと音はつながりませんから、ペダルを上げ下げするタイミングがとても大切になってくるんですが...。
初心者にはこれがなかなか難しいんですよね。^^;
ではいくつか、代表的なダンパーペダルのテクニックを簡単にご紹介しておきます。
アクセントペダル
アクセントや,(スフォルツァンド)のときに、拍の頭と同時にペダルを踏む。切分的ペダル
レガートや和音の連続している場合。前拍ペダル
前打音や装飾音、左手和音にアルペジオなどがあり、その音を生かしたい場合。ハーフペダル
下まで踏み込まず半分もしくは浅く踏み、モヤのかかったような表現をしたり、前の音の響きを残したい場合。ヴィブラートペダル(ビブラートペダル)
延びた音に揺れを出したい場合にペダルの上げ下げを微妙に繰り返す。このようにダンパーペダルを使いこなすことでピアノの表現に広がりを出せますが、音を聴き分けるための集中力やペダルを踏み込むタイミングを図る判断力など、とても高度なテクニックを必要とします。
ソフトペダル(一番左のペダル)
ピアノのペダルの中で一番左についているのが、一般的にソフトペダルと呼ばれているペダルで、別名「弱音ペダル」と言うこともあります。
「一般的に」と書いたのは、グランドピアノとアップライトピアノとで、仕組みと役割がちょっと違っているからなんですね。
ただグランドピアノでもアップライトでも、「音を弱く(小さく)する」という意味では共通してはいます。
でも、ちょっと違っているんですよね、これが。^^;
グランドピアノのソフトペダル(シフトペダル)
グランドピアノでソフトペダルを踏むと、ハンマーを含めた打弦装置全体が少し右に移動し、ハンマーが弦を打つ位置にズレが生じます。
なかなか大掛かりな装置ですよね。^^
ピアノの弦は中音域以上では1音に対して3本張られていて、ハンマーは3本を一緒に叩いて1音を出しているんですが、ソフトペダルを踏むとハンマーが右にズレ、叩く弦が3本から2本に減って音が弱くなります。
低音域では2本で1音、一番低音で1本で1音となっているんですが、ソフトペダルを踏むとハンマーの端で叩くことになり、これも音が弱くなります。
このように打弦装置が右に移動(シフト)して音を弱くするために、グランドピアノのソフトペダルを「シフトペダル」、あるいは「シフティングペダル」と呼ぶんですね。
グランドピアノのソフトペダルは音が弱くなるだけでなく、音質や音色もモヤっとした音に変化するんですよ。
ドビュッシーはこの響きを利用した『月の光』など多くの楽曲を書いていて、楽譜の中では「1弦で」という意味の「u.c.(ウナコルダ)」という指示が書かれています。
※楽譜上でのソフトペダルの指示が「u.c.(ウナコルダ)」となるため、ソフトペダルのことを「ウナコルダペダル」という場合もあります。
またギロックもソフトペダルを使った『リオのカーニバル』や『雨の噴水』など、幼少期よりペダルを使った練習ができる曲を残していることから、初心者のための練習曲としても人気があるんですよね。
アップライトピアノのソフトペダル
アップライトピアノでソフトペダルを踏むと、ハンマーが通常より弦に近い位置にセットされます。
打弦の距離が縮まり近い位置からハンマーが弦を叩くので、音が弱くなるんですね。
要するにピアノを弾くタッチが浅くなる、というイメージでしょうか。
ボクシングでいうと、普段はストレートで強く叩いているのを、軽いジャブに切り替える、みたいな感じかもしれません。
ただし、音が弱くなるといってもグランドピアノのソフトペダルと違って、それほど明瞭ではありません。
若干ソフトになったかなぁ?というくらいです。
また音質や音色はほとんど変わることがなく、連打音などはタッチの浅さから弾きにくくなります。
中央のペダル
最後の真ん中のペダルは、グランドピアノとアップライトピアノとではまるっきり機能が違っていて、呼び方も違っているんですよ。
グランドピアノの真ん中のペダル = ソステヌートペダル
グランドピアノの真ん中のペダルはソステヌートペダルといいます。
ん、「ソステヌート」ってどこかで聞いたことがありませんか?
そう、以前にもご紹介したことのある演奏記号ソステヌート(sostenuto)でしたね。
演奏記号としてのソステヌートは「音の長さを十分に保って」という意味でしたが、ペダルとしてのソステヌートも同じような意味を持っているんです。
つまり、どれか特定の1音だけを長く伸ばす機能、それがグランドピアノのソステヌートペダルなんですね。
えっ、音を伸ばす機能?
はい、確かに先ほどご紹介した一番右のダンパーペダルも音を長く伸ばすことができましたが、この中央のソステヌートペダルとはどう違うのでしょうか?
ダンパーペダルは踏むと全てのダンパーが弦から離れますが、ソステヌートペダルの場合は鍵盤を指で押さえている状態で踏むことで、その音に対するダンパーだけを弦から離しておくことができるんです。
つまり伸ばしたい音を打鍵(打弦)したと同時にソステヌートペダルを踏むと、その音だけを伸ばすことができるというわけなんですね。
またダンパーペダルとは違って、他の弦との共鳴も起こりませんよ。
楽譜中にはpedale sostenuto(p.s.)と書かれていて、ドビュッシーの『ピアノために』のプレリュードなどに出てきますので、真ん中のペダルを試して練習してみてくださいね。
アップライトピアノの真ん中のペダル = マフラーペダル
さてアップライトピアノの中央のペダルはというと、特定音を長く伸ばせるグランドピアノのソステヌートペダルとはまったく違う機能がついているんです。
アップライトピアノではマフラーペダル、あるいはミュートペダルとか消音ペダル、または弱音ペダルなどと呼ばれ、その名の通り音を消す機能が備わっている場合がほとんどです。
※高級アップライトピアノでは、グランドピアノと同じソステヌートペダルがついている場合もあるみたいです。
マフラーペダルは2段階になっていて、踏んで左にロックさせると弦とハンマーの間に薄いフェルトやクロスが下がり、音が小さくこもって弱音・消音機能が作動する仕掛けになっています。
夜間や住宅密集地でのピアノの練習に使うことで、ご近所への騒音対策にもなりますよね。
このようにアップライトピアノの真ん中のペダルは、グランドピアノのように演奏表現に使うものではありませんから、何だかしょぼいなぁ〜って感じるかもしれませんね。^^;
しかしアップライトピアノのマフラーペダルを侮る事なかれ。
マフラーペダルにMIDI付きの消音ユニットを取り付けることで、その用途が大きく広がるんですよ〜。
消音ユニットのフォーンプラグから音を取れるようになるので、ヘッドホンを付けて自分で自分の演奏を聴いたり、外部のスピーカーに繋ぐとか、ダイレクトにデジタル録音できたりと、使い方イロイロ。
さらにパソコンやiPad、iPod、iPhoneなどデジタル機器とMIDI接続できるので、自分の演奏をそのまま作曲に使えるリアルタイムレコーディングも可能となります。
※MIDI:
電子楽器の演奏データを機器間でデジタル転送するための世界共通規格| Wikipediaより引用
MIDIを理解するとかなり使い勝手が広がるんですが、今回はペダルのことだけなのでこのあたりで。^^;
ペダルを使いこなしてピアノを楽しむための教材
最後にペダルのテクニックを養うために役立つ教材をご紹介して、今回の魔法に代えさせていただきま〜す。
今回のピアノ魔法は…
(〃^∇^)ノ~エイ*・゜゜・*:.。..彡☆
堀江 真理子先生の「ピアノ・ペダルテクニック」!
私も以前から参考にさせていただいている堀江真理子先生の「ペダルテクニック(基礎編,応用編)」の本ですが、昨年末に改訂版が出版されました。
しかも基礎編はDVD付きで!
【基礎編での収載曲】
〜ここから引用〜
〜ここまで引用〜amazonより
- グルリット 「聖歌」
- コレルリ 「サラバンド」
- ツェルニー 「リトルピアニストNo.43」
- シューマン 「小曲」
- バルトーク 「子供のためにNo.3」
- チャイコフスキー 「病気のお人形」
- ギロック 「エオリアンハープ」
- サティ 「子守唄」
- ブルクミュラー 「アヴェマリア」
- シューマン 「サンタクロースのおじいさん」
- シューベルト 「センチメンタルなワルツ」
- ウェーバー 「アルマンド」
- ショパン 「プレリュード ホ短調」
- 作曲者不詳 「メヌエット ニ短調」
- モーツァルト 「ソナタKV310第2楽章」
- メンデルスゾーン 「厳格なる変奏曲より主題と第2変奏」
【実践編での収載曲】
〜ここから引用〜
〜ここまで引用〜amazonより
- チャイコフスキー 「朝の祈り」
- ショパン 「プレリュードOp.28-6」
- メンデルスゾーン 「ヴェネチアのゴンドラの歌」
- シューマン 「装飾的コラール」
- アーン 「ジグ」
- クレメンティ 「ソナチネOp.36-4 第2楽章」
- ベートーヴェン 「ソナタOp.27-1 第2楽章」
- シューベルト 「即興曲Op.90-2」
- シューマン 「トロイメライ」
- グリーグ 「愛の歌」
- ブラームス 「間奏曲Op.117-2」
- ショパン 「プレリュードOp.28-14」
- ショパン 「ワルツOp.34-2」
- ドビュッシー 「亜麻色の髪の乙女」
- チャイコフスキー 「舟歌」
- ドビュッシー 「沈める寺」
- ラヴェル 「ソナチネ 第2楽章」
- フォーレ 「夜想曲 第4番」
- ベートーヴェン 「ソナタOp.110 終楽章」
- ドビュッシー 「プレリュード」
もし上記のピアノ曲を練習しているのなら、きっとこのペダル・テクニックの本は役立つはずです♪
そして、美しいピアノの音色を演出してくれるペダルへの魅力が深まることでしょう!
では みなさん!
今日も楽しいピアノライフを♪ ・∀・*)ノ
*:゜・*:.。.*.。.:*・・*:.。*・
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