譜読みの勘違いと不一致!書いて歌って身に付く五線ノートの譜読みトレーニング

2015-04-12 : 譜読み・楽譜
譜読みの勘違いと不一致
譜読みで勘違いしておぼえてしまっていること、ありませんか?
こんにちは、FUKUON 福田音楽教室
ピアノ講師☆福田りえです。 (*^-^)/


今回は譜読みが苦手な人にありがちな、

  • 勘違いでおぼえてしまっていること
  • なんだか一致していないこと

この2点を取り上げてみたいと思います。


ピアノの習い始めや小学校の音楽の授業などで、完全に勘違いしておぼえてしまうと、後々正すのが難しくなってしまうことがあります。


また楽譜とピアノの鍵盤上でのいろんな関係性が不一致なままだと、その後の譜読みの習得が進まなくなってしまいます。


そこで前回に引き続き、今回も五線ノートを使った初歩的な譜読みのトレーニングを通じて、勘違いを正し、不一致をなくしていきましょう。


と、その前に。

譜読みで混乱しないように基本的なことを復習しておきましょうね。




楽譜の線(せん)と間(かん) - 譜読みで混乱しないための基本的なこと


ノートを取る少年の写真

読譜について学ぶときには「ドレミファソ...」という音階に加えて、線(せん)とか間(かん)、指番号など、一気にいろんなことを同時に習うので、大混乱の嵐に巻き込まれていくような感覚にとらわれます。


しかし、ひとつひとつをしっかり押さえていけば、決して混乱することはありません。大丈夫ですよ。^^

まずは復習しておきましょう。



楽譜(五線譜)の線(せん)とは?


楽譜(五線譜)の線(せん)
▲五線譜の「線(せん)」

五線譜上の「線(せん)」とは、文字通り五線譜に書かれている5本の横線のことで、下から上に向けて順に第1線・第2線・第3線・第4線・第5線と呼ばれます。



楽譜(五線譜)の間(かん)とは?


楽譜(五線譜)の間(かん)
▲五線譜の「間(かん)」

五線譜上の「間(かん)」とは、五線譜に書かれた横線と横線との間のことで、下から順に第1間・第2間・第3間・第4間と呼ばれます。

線(せん)と違って間(かん)は第4までしかありませんから注意しましょう。




ああ勘違い!ドレミの上り下りが正しく身に付いていないケース


混乱する男の子の写真

楽譜上で「ドレミファソラシド↑」と音階が上がっていくのは理解できていても、「ドシラソファミレド↓」と下がることが一致していない方が稀にいます。


音階が下がるときも「ドレミファソラシド↓」と、勘違いしておぼえてしまっているんですね。


音階が上がる時(正解)
▲音階が上がるときは「ドレミファソラシド↑」と(一見)正しくおぼえている


音階が下がる時(不正解)
▲しかし音階が下がるときも「ドレミファソラシド↓」だと誤っておぼえてしまっている


音楽を習い始めた時点での何かの拍子に、音の順番は(どんな条件であるかに関わらず)必ず「ドレミファソラシド」なんだ〜!とおぼえてしまっているんですね。^^;


しかもそれで一度「腑に落ちて」しまっているので、どんなに理屈で理解しようとしても、癖になっててなかなか誤りが抜けません。

(誤りを認めないのではなくて、誤りが抜けないんです。)


音階が下がる時(正解)
▲もちろん正解は「ドシラソファミレド↓」なんですが...。


こういう場合はもう一度初歩的なトレーニングで、正しい情報を刷り込み直してあげる必要があります。




まるでお経!?楽譜上での音階と実際の音としての音程が一致していないケース


木を見上げている女の子の写真

ワークや簡単な楽譜上ではちゃんとドレミの音階を理解できていても、それが実際の音や音程としっかりリンクしていない場合があります。


たとえば

ドレミの音符
▲「はい、これを読んでみて。」というと...


棒読みのドレミ
▲「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」と、何だかお経のように読みます。


今度は「これを歌ってみて。」というと...

棒読みのドレミ
▲同じです。またまたお経のように「ド〜レ〜ミ〜ファ〜ソ〜ラ〜シ〜ド〜」と歌い(?)ます。


音程差を付けて、
音程差を付けたドレミ
とは歌わないんですね。


これは恥ずかしがって歌わないのではなくて、楽譜上のドレミと、実際の音としてのドレミが一致していない可能性があるのかもしれません。


その場合は、紙の上に書かれたドレミファソラシドが、音程差のある実音として出力されるということがピンと来ていないんですね。


音符がワーク教材や楽譜など紙の世界だけに留まっていて、それと歌やピアノの音とは別になったままですから、しっかり結びつけて一致させてあげる必要があります。


その場合も初歩的な譜読みトレーニングを行い、音符と実際の音を一致させてあげましょう。




勘違いを解き、不一致を一致させるための初歩的な五線ノートの譜読みトレーニング


問題を解く少年の写真

それでは勘違いや不一致をなくすための、五線ノートを使った譜読みトレーニングをやっていきましょう。



と、その前に。^^;

今回のピアノ魔法は…

(〃^∇^)ノ~エイ*・゜゜・*:.。..彡☆

譜読みの練習は歌いながらやってみよう!


今回の五線ノートを使った譜読みトレーニングは、歌ってみることが大切なポイントです。


しっかり声を出し、下手でもいいから音程を付けて歌うことで、紙の上の音符と実際の音とをリンクさせ、一致させていきましょう。




まずはト音記号の「ドレミファソラシド↑ドシラソファミレド↓」これを五線ノートにたくさん書いて歌いましょう。

ト音記号における音階の上り下り
▲ちゃんと声に出して歌ってみてね。




次は線(せん)だけ、間(かん)だけをピックアップしていきます。


線(せん)だけの音符
▲線(せん)だけの音符「ドミソシ↑シソミド↓」をたくさん書いて歌いましょう。


間(かん)だけの音符
▲間(かん)だけの音符「レファラド↑ドラファレ↓」をたくさん書いて歌いましょう。




次にはランダムに音符を書いてみましょう。

ランダムな音符
▲ランダムに音符を書いてたくさん歌ってみよう。




書いて歌う、書いて歌う。

本当にカンタンなことですが、中には理解するまで何年もかかったり、一度分かったとしてもフトしたコトで分からなくなったりすることがあります。


またピアノ歴が長くなったり、年齢や学年が上がっていくとプライドや自尊心が邪魔をして、初歩的な譜読みトレーニングに戻れなくなってしまうこともあります。


なので最初から正しく身に付けるようにするのが一番ですが、途中で勘違いや不一致に気がついたらスグに基本に立ち返って、正しい情報をインプットし直すようにしましょう。


【関連書籍】


基礎固めはとても大切なので、地道にしっかり「譜読みトレーニング」をやってみてくださいね!


では みなさん!
今日も楽しいピアノライフを♪ ・∀・*)ノ
*:゜・*:.。.*.。.:*・・*:.。*・

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