【動画・楽譜あり】「ちびっか・ぶーん」〜平成27年保育士試験課題曲を超カンタンなピアノ伴奏で!
2015-05-17 : 保育士試験ピアノ課題曲こんにちは、FUKUON 福田音楽教室
ピアノ講師☆福田りえです。 (*^-^)/
今回は平成27年保育士試験のもうひとつの音楽課題曲である「ちびっか・ぶーん」をご紹介します。
前回ご紹介した課題曲「海」と同じく、独学のピアノ初心者の方でも合格を目指せるように、できるだけ弾きやすく平易な形にアレンジした伴奏になっています。
もちろん動画と、動画の中で弾いている伴奏譜も用意してますので、気になった方はダウンロードして練習にお使いください。
筆記試験での音楽理論や楽典の学び方については、前々回の記事で紹介していますので、そちらも併せて参考にしてくださいね。
それでは音楽課題曲「ちびっか・ぶーん」、行ってみましょう!
ではまず、課題曲「ちびっか・ぶーん」をピアノで弾く上でのポイントを整理しておきましょう。
※「保育士試験受験の手引き」によると、移調は認められています。
そのためあまり左手を強く弾きすぎると歌声が負けてしまいますから、抑え気味に弾くように心がけてください。
付点は音符の「たま」の横に付いている小さな点のことで、音の長さが元の音符の1.5倍になるという演奏記号ですが、同じ音の連打と一緒になることで少し難しいと感じる方は、しっかりと練習しておきましょう。
▼付点の例
右手のメロディーをスムーズに弾くためのポイントは次の5つになります。運指(指の運び方)の参考にしてくださいね。
※数字は動画の中での該当箇所の分数
動画の中でも説明してますので、鍵盤上での位置や指の動かし方などをしっかりと確認してください。
また運指はあくまでも一例です。もし弾き辛いなぁ〜と感じたら、自分の指に合うように変えてもOK!です。
※()の中の数字は指番号です。
「ちびっか・ぶーん」は4分の4拍子ですので、コードは2分音符で伸ばしながら弾いていきます。
▲動画キャプチャー画像より
動画の中で楽譜を表示させるのはなかなか難しく、上の画像のようなコードのみを書いた進行表を使っていますが、楽譜をダウンロードすることで音符で確認できます。
それでは動画で確認してみましょう。
ガラケーの方はコチラ⇒ https://youtu.be/u4o5-FL528w
参考までに、ピアノを弾くときの両手の指番号を載せておきます。もし指番号が分からなくなったら、確認してみてくださいね。
楽譜は画像版(JPEG形式)とPDF版を用意していますが、ダウンロードして印刷するのなら、PDF版の方がオススメです。
今回用意した楽譜には高音部(メロディーパート)の五線譜も付いていますが、著作権に配慮してメロディーの音符は載せておりません。
しかし空っぽの高音部の五線譜に、原曲のヘ長調よりもっと簡単なハ長調へ移調したメロディーを書き入れることで、より実践的で使い勝手の良い楽譜になります。^^
具体的なハ長調へ移調したメロディーの作り方ですが、前回の記事でご紹介した移調のやり方を参考に(←クリック)するといいでしょう。
ただし今回は、原曲の楽譜のすべての音符を「その音自身を含めて4つ下げて」、ダウンロード&印刷した楽譜に書き込むことなるので、注意して間違えないようにしてくださいね。
「その音自身を含めて4つ下げる」ですよ。^^
また楽譜の最後に付いている演奏記号はフェルマータといい、曲が終わったという感じが出るようにジャーーンと、元々の音符の音価より程よく伸ばしてください。
※音価:音符の持つ音の長さ
▲フェルマータ
※楽譜をクリックすると拡大して表示します。(1280 x 1881)
ここをクリックしてPDF版「ちびっか・ぶーん」のピアノ楽譜を開いてください(37.7KB)
ダウンロードして印刷されてもOKです。
PDF形式のファイルを見るには「Adobe Reader」が必要です。
「Adobe Reader」はこちらから無償でダウンロードできます。
保育士試験の音楽の課題曲は「弾き歌い」が必須条件となっています。
ピアノを弾きながら、同時に歌も歌う...。
アーティストの方のピアノ弾き語りを見ていると簡単で楽しそうに見えますが、イザ実際やってみるとこれがなかなか難しいのです。^^
右手と左手それに歌と同時に3つも気を配りながら、さらに全体のバランスも考える必要がありますから、特にピアノ初心者の方にとってはハードルが高くなりますよね。
ましてや保育士資格がかかった実技試験ですから、かなりの緊張も強いられるはずですから、上手く弾き歌えるかどうか不安になるかもしれません。
とはいえ、ただ闇雲に練習してもなかなか上手く弾けない・歌えない、となりかねません。
やっぱり弾き歌いに慣れるためには、練習の順番も大切になってくるんですよね。
そこで今回のピアノ魔法は…
(〃^∇^)ノ~エイ*・゜゜・*:.。..彡☆
弾き歌いに慣れていくための、ひとつひとつ段階を踏みながら練習してみましょう。
以下の練習手順はまったくのピアノ初心者の方が、これから保育士試験に向けて弾き歌いを練習する上で参考となるように、ひとつの方向性を書いたものです。
※階名とはいわゆる「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」のことです。階名についての詳細はコチラの記事を参考にしてください。
特に4番の「左手の伴奏+歌」の練習は、歌に伴奏を付けるという意味を体感的に知る上で、とても大切な練習になりますから、階名と歌詞でしっかり歌って練習しましょう。
少しは腕に覚えのある方は、先にピアノを完成させてから弾き歌いの練習に移行するといいでしょう。
【関連書籍】
それでは保育士試験を受験される方の合格をお祈りしております。
がんばってくださいネ!
*:゜・*:.。.*.。.:*・・*:.。*・
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ピアノ講師☆福田りえです。 (*^-^)/
今回は平成27年保育士試験のもうひとつの音楽課題曲である「ちびっか・ぶーん」をご紹介します。
前回ご紹介した課題曲「海」と同じく、独学のピアノ初心者の方でも合格を目指せるように、できるだけ弾きやすく平易な形にアレンジした伴奏になっています。
もちろん動画と、動画の中で弾いている伴奏譜も用意してますので、気になった方はダウンロードして練習にお使いください。
筆記試験での音楽理論や楽典の学び方については、前々回の記事で紹介していますので、そちらも併せて参考にしてくださいね。
それでは音楽課題曲「ちびっか・ぶーん」、行ってみましょう!
保育士試験課題曲「ちびっか・ぶーん」のピアノ演奏時のポイント
ではまず、課題曲「ちびっか・ぶーん」をピアノで弾く上でのポイントを整理しておきましょう。
曲全体のポイント
ヘ長調 ⇒ ハ長調に移調したアレンジ
「ちびっか・ぶーん」の原曲はヘ長調ですが、調号として「シに♭(フラット)」が付いて弾きにくくなるので、今回のアレンジではハ長調に移調した形になっています。※「保育士試験受験の手引き」によると、移調は認められています。
弾き歌いでの伴奏と声の音量差に注意
今回のアレンジでは簡単ながらもダイナミックなピアノ演奏になるように、左手の伴奏では低音域を使っています。そのためあまり左手を強く弾きすぎると歌声が負けてしまいますから、抑え気味に弾くように心がけてください。
連打と付点が同時に出てくるリズム
「ちびっか・ぶーん」をピアノで弾く上で技術的な山場(難所?)となるのは、連打と付点が同時に出てくるリズムです。付点は音符の「たま」の横に付いている小さな点のことで、音の長さが元の音符の1.5倍になるという演奏記号ですが、同じ音の連打と一緒になることで少し難しいと感じる方は、しっかりと練習しておきましょう。
▼付点の例
右手メロディーのポイント
右手のメロディーをスムーズに弾くためのポイントは次の5つになります。運指(指の運び方)の参考にしてくださいね。
- (前奏後の)弾きはじめで2音分の指ひらき (1:11)
- 「レ」を2番に指かえ (1:27)
- 1回目と2回目の歌詞に合わせたリズムの変化に注意 (1:41)
- 指くぐり (2:03)
- 4番で「レ」を弾く指寄せ (2:12)
※数字は動画の中での該当箇所の分数
動画の中でも説明してますので、鍵盤上での位置や指の動かし方などをしっかりと確認してください。
また運指はあくまでも一例です。もし弾き辛いなぁ〜と感じたら、自分の指に合うように変えてもOK!です。
左手伴奏のポイント
伴奏に使うコード
今回の「ちびっか・ぶーん」のアレンジでは、左手で弾く伴奏に次の4つのコードを使っています。- C = ド (5)・ソ (2)
- Dm = レ (4)・ラ (1)
- G = ソ (2)・シ (1)
- F = ファ (3)・ラ (1)
※()の中の数字は指番号です。
「ちびっか・ぶーん」は4分の4拍子ですので、コードは2分音符で伸ばしながら弾いていきます。
伴奏のコード進行
上記の4つのコードを曲に合わせて次のように進行させていきます。▲動画キャプチャー画像より
動画の中で楽譜を表示させるのはなかなか難しく、上の画像のようなコードのみを書いた進行表を使っていますが、楽譜をダウンロードすることで音符で確認できます。
それでは動画で確認してみましょう。
簡単ピアノ伴奏の「ちびっか・ぶーん」を動画で確認!
ガラケーの方はコチラ⇒ https://youtu.be/u4o5-FL528w
ピアノの指番号
参考までに、ピアノを弾くときの両手の指番号を載せておきます。もし指番号が分からなくなったら、確認してみてくださいね。
楽譜で確認!「ちびっか・ぶーん」の簡単ピアノ伴奏譜ダウンロード
楽譜は画像版(JPEG形式)とPDF版を用意していますが、ダウンロードして印刷するのなら、PDF版の方がオススメです。
今回用意した楽譜には高音部(メロディーパート)の五線譜も付いていますが、著作権に配慮してメロディーの音符は載せておりません。
しかし空っぽの高音部の五線譜に、原曲のヘ長調よりもっと簡単なハ長調へ移調したメロディーを書き入れることで、より実践的で使い勝手の良い楽譜になります。^^
具体的なハ長調へ移調したメロディーの作り方ですが、前回の記事でご紹介した移調のやり方を参考に(←クリック)するといいでしょう。
ただし今回は、原曲の楽譜のすべての音符を「その音自身を含めて4つ下げて」、ダウンロード&印刷した楽譜に書き込むことなるので、注意して間違えないようにしてくださいね。
「その音自身を含めて4つ下げる」ですよ。^^
また楽譜の最後に付いている演奏記号はフェルマータといい、曲が終わったという感じが出るようにジャーーンと、元々の音符の音価より程よく伸ばしてください。
※音価:音符の持つ音の長さ
▲フェルマータ
画像版(JPEG形式)楽譜
※楽譜をクリックすると拡大して表示します。(1280 x 1881)
PDF版楽譜
ここをクリックしてPDF版「ちびっか・ぶーん」のピアノ楽譜を開いてください(37.7KB)
ダウンロードして印刷されてもOKです。
PDF形式のファイルを見るには「Adobe Reader」が必要です。
「Adobe Reader」はこちらから無償でダウンロードできます。
ピアノによる弾き歌いの効果的な練習法
保育士試験の音楽の課題曲は「弾き歌い」が必須条件となっています。
ピアノを弾きながら、同時に歌も歌う...。
アーティストの方のピアノ弾き語りを見ていると簡単で楽しそうに見えますが、イザ実際やってみるとこれがなかなか難しいのです。^^
右手と左手それに歌と同時に3つも気を配りながら、さらに全体のバランスも考える必要がありますから、特にピアノ初心者の方にとってはハードルが高くなりますよね。
ましてや保育士資格がかかった実技試験ですから、かなりの緊張も強いられるはずですから、上手く弾き歌えるかどうか不安になるかもしれません。
とはいえ、ただ闇雲に練習してもなかなか上手く弾けない・歌えない、となりかねません。
やっぱり弾き歌いに慣れるためには、練習の順番も大切になってくるんですよね。
そこで今回のピアノ魔法は…
(〃^∇^)ノ~エイ*・゜゜・*:.。..彡☆
ピアノでの弾き歌いに慣れるにはこの順番で練習してみよう♪
弾き歌いに慣れていくための、ひとつひとつ段階を踏みながら練習してみましょう。
まったくのピアノ初心者のための弾き歌い練習手順
以下の練習手順はまったくのピアノ初心者の方が、これから保育士試験に向けて弾き歌いを練習する上で参考となるように、ひとつの方向性を書いたものです。
- まず右手のメロディーだけを練習
- 右手のメロディーと歌を合わせる練習
(まず階名で歌い、その後に歌詞をのせて歌う) - 左手の伴奏だけ練習
- 左手の伴奏+歌を合わせて練習
(まず階名で歌い、その後に歌詞をのせて歌う) - 両手でピアノを弾く練習
- 両手+歌を練習して完成させる
※階名とはいわゆる「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」のことです。階名についての詳細はコチラの記事を参考にしてください。
特に4番の「左手の伴奏+歌」の練習は、歌に伴奏を付けるという意味を体感的に知る上で、とても大切な練習になりますから、階名と歌詞でしっかり歌って練習しましょう。
ある程度ピアノに慣れている方の弾き歌い練習手順
少しは腕に覚えのある方は、先にピアノを完成させてから弾き歌いの練習に移行するといいでしょう。
- 両手弾きを先に完成させる
- 右手のメロディーと歌を合わせる練習
(まず階名で歌い、その後に歌詞をのせて歌う) - 左手の伴奏+歌を合わせて練習
(まず階名で歌い、その後に歌詞をのせて歌う) - 両手+歌を練習して完成させる
【関連書籍】
それでは保育士試験を受験される方の合格をお祈りしております。
がんばってくださいネ!
*:゜・*:.。.*.。.:*・・*:.。*・
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