ピアノの練習嫌いを遠ざける“確認の目”のある家庭環境とピアノ三姉妹物語

2016-06-06 : ピアノレッスン
ピアノの練習嫌いを遠ざける“確認の目”のある家庭環境とピアノ三姉妹物語
練習嫌いを直すには、確認する目を持つのも、ひとつの方法かもしれません。
こんにちは、FUKUON 福田音楽教室
ピアノ講師&音楽療法士の福田りえです。 (*^-^)/


ピアノを習わせている親御さんにとって、我が子の練習嫌いというのは頭のイタイ問題ですが、練習の好き嫌いに関わる要因のひとつに、「練習環境」があります。


ひと口に環境と言っても、家庭環境や住環境など色々ありますが、まず私が小さかった頃の「家庭環境」について書いてみたいと思います。




ピアノを習いはじめたときの私の家庭環境


子どもの頃の私の家庭環境は、

  • 長女(←私)
  • 次女
  • 三女
  • 祖母(父方)

という6人家族。


サラリーマンの父と、自宅で美容院を営む母。
3つ歳下の勤勉な次女と、おっとりした性格の三女。
そして母親代わりも兼ねた教育係の祖母。
家族の心配もよそに、自由気ままなで奔放すぎる私。


こんな感じの家族構成でした。^^;



ピアノを習いはじめる3姉妹


さて年頃になった私たち3姉妹は、人なみに習いごとに興味を持ちはじめ、アレやコレやと両親にせがみます。


私は3歳からピアノとバレエをはじめましたが、ズボラでいいかげんな性格が災いしたのか、ほとんど上達はしません。


次女もいつの間にかピアノをはじめていて、いつの間にか上手になっていました。勤勉で練習もしっかりするんですよね。次女は同時にバレエもメキメキ上達します。


それとは対照的に、我慢と忍耐というものが嫌いな三女は、はじめてすぐにピアノを辞めてしまいました。早々のリタイアです。


まさに三者三様、ですね。



どんどん練習しなくなって……


美容師の母は日中忙しく、自宅に隣接した美容室にこもっているので、私をピアノの練習へといざなうのは、実質的に祖母だけ。


厳しくも優しい祖母でしたが、そこまで熱心にピアノを上達させようとは、考えてなかったみたいですね。音楽的な知識や理解も、あまり持っていなかったのかもしれません。


ただ辛抱強くレッスンの送り迎えをし、温かく見守り続けてくれました。それに気を許したのか、どんどん練習しなくなっていく私。^^;

祖母は特に何も言いません。


しかし、たま〜に父や母から「練習しなさい!」と言われるのが嫌で嫌でたまりません。練習してないのがバレると、しこたま怒られるのです、やっぱり。


やがて私はピアノの練習が嫌いになっていきました。(他にも隠れた要因があったのですが……)



そして、闇堕ち


祖母はただただ見守ってくれるだけで、特に何もいいません。父母はときどき「練習しなさい!」と叱るだけ。


誰も「良くなったよー」とか「ちょっと弾けるようになったねぇ」、あるいは「もう少しここを練習したら」とは言ってくれません。プラスもマイナスも、リアクションが返ってこなかったんですよね。


あるのは「練習しなさい!」という嫌な言葉だけ。^^;


勤勉で几帳面な次女は、それでもひとりで上達していきましたが、私はダメ。ゆっくりと、しかし確実に、ダークサイドへと闇堕ちしていくのでした。アァァァ〜レェェェ〜


しかしもし、もしも父か母が毎日練習をしっかり見届けられる環境だったらどうだったか? ひょっとしたら私の練習嫌いも、発症しなかったかも……。


いやいや、完全に人任せな発想、なんですけどね。^^;;;




成長に欠かせない“確認の目”が、ピアノを続けさせるポイント


とはいっても、なんとか練習してほしい親御さんの視点で見てみると、ヒントが隠れているような気がします。


そこで今回のピアノ魔法は…
(〃^∇^)ノ~エイ*・゜゜・*:.。..彡☆

“確認の目”が練習嫌いを遠ざける♪


ピアノを習いはじめる幼児から児童の時期。大切なのは、周囲の誰かの「確認の目」なんですよね。


良い部分も、良くない部分も、どちらもしっかり確認してくれる目。
“時々“や、“たまに”ではなく、「いつも忍耐強く」確認してくれる目。


これがとっても大切だと思うんです。


辛いときも、挫けそうなときも、投げ出したくなるときも、そして練習が嫌いになりそうなときでも、何とか舵取りをしようとしてくれる、忍耐強い目


こういった目が、成長には必要不可欠なんじゃないかと思います。

※あくまで「確認の目」であって、「監視の目」ではないことに留意。


【関連書籍】

子どもの話にどんな返事をしてますか? ―親がこう答えれば、子どもは自分で考えはじめる

親も子どもも怒らずにすむ話し方、聞き方のコツ教えます!親がこんな言葉を返せば、問題は自然に解決する!子どもが変わる親子の会話。(Amazonより引用)


どこに向かい、どこまで到達するにしても、いつも忍耐強く確認してくれる目のある、そんな家庭環境。それがピアノの練習嫌いを防ぐための、方法のひとつではないでしょうか。


毎日とはいいませんが、事あるごとに確認の目、そして確認の言葉を、お子さんにかけてあげてくださいね。



エピローグ


その後、勤勉で几帳面な次女は小学校の教員に、我慢と忍耐が嫌いな三女は猛勉強の末に看護師の資格を取り、今では福祉の責任ある地位に就いています。


そしてズボラでいいかげんな私はというと……



では みなさん!
今日も楽しいピアノライフを♪ ・∀・*)ノ
*:゜・*:.。.*.。.:*・・*:.。*・

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