ピアノに悩む保育士さん必見本『この一冊でわかる ピアノ実技と楽典』でご紹介いただきました
2017-04-23 : お知らせこんにちは、FUKUON 福田音楽教室
ピアノ講師&音楽療法士の福田りえです。 (*^-^)/
な ん と
このブログとYouTubeチャンネルが書籍で紹介されました。
その本がこちら…
『保育士、幼稚園・小学校教論を目指す人のために この一冊でわかる ピアノ実技と楽典 増補版』(音楽之友社)
この記事の目次
この本は保育士試験に必要な楽典から、保育の現場で使うピアノ伴奏のことまで、しっかり学べるバイブルのようなもの。保育士さんが手元に置いておきたい、そんな1冊なのです。
初版は2007年と10年前ですが、2012年に増補版、そして今年2017年2月に、増補版の改訂となる第7刷が発行されています。
その第7刷で、私のブログとYouTubeチャンネルを「ご紹介させて頂きました。」と、著者のおひとりである深見友紀子先生ご自身からメッセージをいただいたのです。
献本を拝見させていただくと、確かに48ページ中ほどに掲載されているではありませんか。
ヽ(=´▽`=)ノわーい
もちろん私も以前から、現役の保育士さんや、保育士試験を目指す方のレッスンにこの本を使ったり、自習用にと紹介していました。
私が持っている版は、奥付(おくづけ)に2007年5月10日第1刷発行と書いてありますから、初版(?)ということでしょうか。さすがにちょっとくたびれて、いや年季が入ってきています。^^
▲※購入する際は奥付にも注意してね
一度このブログでも、保育士試験を受験される方にオススメしていたんですよね。
こちらの記事と、
こちらの記事で。
それをご覧頂いていたみたいで、今回の掲載につながったようです。ありがとうございます。
なんでもそうですが、誰かの役に立つ情報って、書いておくもんですね~。回りまわって、ちゃんと自分に返ってきます。良い意味での因果応報ですね。^^
では少しだけ、本の内容をご紹介したいと思います。初版、増補版、そして今回の第7刷と、どこが変わったのでしょうか。
まず全体の構成から見ていきますね。
という具合に、ピアノの実技から、理論的の楽典、そして現場では必須のコードまで、過不足なくカバー。伴奏の実際として、いくつかの楽譜も掲載されていますよ。
ちなみに、私のブログとYouTubeチャンネルは第1部の一番最後、eラーニングサイトのひとつとして、ご紹介いただいています。
などなど、以前の版より理解しやすいような工夫が増えていて、保育士さんや、それを目指して勉強中の方でも、わかりやすくなっているのが印象的です。
また音楽の規則というのは基本的に変わらないのですが、少し変化がみられる部分もあります。
ひとつは「読み方」。
代表的なのがこれです。
少し前までは……
でしたが、今は……
となっています。
「メゾ」が「メッゾ」に変わっていますが、これは文部科学省の統一表記に対応した改訂なんですね。
なお文部科学省の教科書の用語はこちらで確認できます。
⇒ 小学校学習指導要領 第2章 各教科 第6節 音楽(外部サイト)
(※上記ページの下部、第3 指導計画の作成と各学年にわたる内容の取扱い 2-(5)を参照)
音楽用語は外来語がとても多いのですが、時代によって読み方が変わるので、随時新しい情報を取り入れるようにしてください。
ほかに変化しているところとして、著作物についてがあげれらます。
たとえば……
有名ですよね。
▲PCの方は再生ボタンを、スマホ、タブレットの方は[ Listen in browser ]をタップすると、このまま音楽が流れます
でも現在では……
になっています。
筆跡の鑑定や発見された書類、新たな証言など研究の進歩によって、あの『メヌエット』はバッハが作曲したのではなく、ペッツォールトが作曲したものだと判明したんですね。
こういった歴史上の新たな事実って、現場の保育士さんや先生方ご自身が細かく調べられませんよね。そんな時間も一次資料もありませんし、ほかに担っている大切なお役割がありますから。
でも改訂版など出版されたとき、現在の情報に書き変えられたり、新たな注釈がついたりするので、よく確認しておくとよいでしょう。
保育士や幼稚園・小学校教諭など資格取得を目指す人、もちろん現場に立っている方にも、こちらの本はオススメです。
ぜひ書店やAmazonなどでチェックしてみてください。
保育士、幼稚園・小学校教論を目指す人のために この一冊でわかる ピアノ実技と楽典 増補版
以上、『保育士、幼稚園・小学校教論を目指す人のために この一冊でわかる ピアノ実技と楽典 増補版』のご紹介でした。
では みなさん!
今日も楽しいピアノライフを♪ ・∀・*)ノ
*:゜・*:.。.*.。.:*・・*:.。*・
ピアノ講師&音楽療法士の福田りえです。 (*^-^)/
な ん と
このブログとYouTubeチャンネルが書籍で紹介されました。
その本がこちら…
『保育士、幼稚園・小学校教論を目指す人のために この一冊でわかる ピアノ実技と楽典 増補版』(音楽之友社)
この記事の目次
- 『この一冊でわかる ピアノ実技と楽典 増補版』ってどんな本?
- ブログとYouTubeチャンネルをご紹介いただいた経緯
- 初版、増補版、第7刷の特徴と違い
- まとめ - 保育士さんや目指す人は今すぐチェック!
『この一冊でわかる ピアノ実技と楽典 増補版』ってどんな本?
この本は保育士試験に必要な楽典から、保育の現場で使うピアノ伴奏のことまで、しっかり学べるバイブルのようなもの。保育士さんが手元に置いておきたい、そんな1冊なのです。
初版は2007年と10年前ですが、2012年に増補版、そして今年2017年2月に、増補版の改訂となる第7刷が発行されています。
その第7刷で、私のブログとYouTubeチャンネルを「ご紹介させて頂きました。」と、著者のおひとりである深見友紀子先生ご自身からメッセージをいただいたのです。
献本を拝見させていただくと、確かに48ページ中ほどに掲載されているではありませんか。
ヽ(=´▽`=)ノわーい
ブログとYouTubeチャンネルをご紹介いただいた経緯
もちろん私も以前から、現役の保育士さんや、保育士試験を目指す方のレッスンにこの本を使ったり、自習用にと紹介していました。
私が持っている版は、奥付(おくづけ)に2007年5月10日第1刷発行と書いてありますから、初版(?)ということでしょうか。さすがにちょっとくたびれて、いや年季が入ってきています。^^
▲※購入する際は奥付にも注意してね
一度このブログでも、保育士試験を受験される方にオススメしていたんですよね。
こちらの記事と、
こちらの記事で。
それをご覧頂いていたみたいで、今回の掲載につながったようです。ありがとうございます。
なんでもそうですが、誰かの役に立つ情報って、書いておくもんですね~。回りまわって、ちゃんと自分に返ってきます。良い意味での因果応報ですね。^^
初版、増補版、第7刷の特徴と違い
では少しだけ、本の内容をご紹介したいと思います。初版、増補版、そして今回の第7刷と、どこが変わったのでしょうか。
1.書籍全体の構成
まず全体の構成から見ていきますね。
- 第1部 実践編 ピアノ実技なんか こわくない!
(執筆:深見友紀子先生) - 採用試験でのピアノ(音楽)実技
- 「バイエル」の練習はここがポイント
- 弾き歌いへのアドバイス
- 第2部 理論編 誰でもわかる! やさしい楽典
- 楽譜のルール(執筆:小林田鶴子先生)
- 音程(執筆:坂本暁美先生)
- コード(執筆:坂本暁美先生)
という具合に、ピアノの実技から、理論的の楽典、そして現場では必須のコードまで、過不足なくカバー。伴奏の実際として、いくつかの楽譜も掲載されていますよ。
ちなみに、私のブログとYouTubeチャンネルは第1部の一番最後、eラーニングサイトのひとつとして、ご紹介いただいています。
2.わかりやすい工夫
- ページ数が94pから102pに増量
- 赤の色がクッキリと分かりやすい
- 全体的に見やすくなっている
- 音階と五度圏が加わっている
- 近親調の説明が分かりやすくなっている
- コード活用法に新たな調が加わっている
などなど、以前の版より理解しやすいような工夫が増えていて、保育士さんや、それを目指して勉強中の方でも、わかりやすくなっているのが印象的です。
3.音楽用語の“読み”の変更
また音楽の規則というのは基本的に変わらないのですが、少し変化がみられる部分もあります。
ひとつは「読み方」。
代表的なのがこれです。
- (mp)
- (mf)
少し前までは……
- (mp) → メゾピアノ
- (mf) → メゾフォルテ
でしたが、今は……
- (mp) → メッゾピアノ
- (mf) → メッゾフォルテ
となっています。
「メゾ」が「メッゾ」に変わっていますが、これは文部科学省の統一表記に対応した改訂なんですね。
なお文部科学省の教科書の用語はこちらで確認できます。
⇒ 小学校学習指導要領 第2章 各教科 第6節 音楽(外部サイト)
(※上記ページの下部、第3 指導計画の作成と各学年にわたる内容の取扱い 2-(5)を参照)
音楽用語は外来語がとても多いのですが、時代によって読み方が変わるので、随時新しい情報を取り入れるようにしてください。
4.作曲者名の変更
ほかに変化しているところとして、著作物についてがあげれらます。
たとえば……
- J.S.バッハ作曲『メヌエット』
有名ですよね。
▲PCの方は再生ボタンを、スマホ、タブレットの方は[ Listen in browser ]をタップすると、このまま音楽が流れます
でも現在では……
- ペッツォールト作曲『メヌエット』
になっています。
筆跡の鑑定や発見された書類、新たな証言など研究の進歩によって、あの『メヌエット』はバッハが作曲したのではなく、ペッツォールトが作曲したものだと判明したんですね。
クリスティアン・ペツォールト(Christian Petzold, 1677年 ケーニヒシュタイン(現ザクセン州) - 1733年7月2日 ドレスデン)は、ドイツ盛期バロック音楽のオルガニスト・作曲家。姓は Pezold とも綴られる。ドレスデンにて、1703年よりゾフィー教会のオルガン奏者と、1709年より宮廷室内楽団奏者として勤務した。引用:クリスティアン・ペツォールト | Wikipedia
こういった歴史上の新たな事実って、現場の保育士さんや先生方ご自身が細かく調べられませんよね。そんな時間も一次資料もありませんし、ほかに担っている大切なお役割がありますから。
でも改訂版など出版されたとき、現在の情報に書き変えられたり、新たな注釈がついたりするので、よく確認しておくとよいでしょう。
まとめ - 保育士さんや目指す人は今すぐチェック!
保育士や幼稚園・小学校教諭など資格取得を目指す人、もちろん現場に立っている方にも、こちらの本はオススメです。
ぜひ書店やAmazonなどでチェックしてみてください。
保育士、幼稚園・小学校教論を目指す人のために この一冊でわかる ピアノ実技と楽典 増補版
採用試験におけるピアノ・引き歌いの課題傾向や、試験の際の注意点、準備や練習方法などについて具体例をあげてまとめ、練習をスムーズに進めるために必要不可欠な音楽理論(楽典)について解説。(Amazonより引用)
以上、『保育士、幼稚園・小学校教論を目指す人のために この一冊でわかる ピアノ実技と楽典 増補版』のご紹介でした。
では みなさん!
今日も楽しいピアノライフを♪ ・∀・*)ノ
*:゜・*:.。.*.。.:*・・*:.。*・
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