ステージや本番で練習通りピアノを弾くためのネガティブイメージに負けない方法
2017-09-11 : ピアノレッスンこんにちは、FUKUON 福田音楽教室
ピアノ講師&音楽療法士の福田りえです。 (*^-^)/
さて先日ブログのコメントで……
といったご質問をいただきました。
プレッシャーやネガティブな考えに負けることなく、ステージや本番でいつも通りの実力を発揮するには? という内容です。
今回はこのご質問について書いてみますね。
ピアノに限った話しではありませんが、経験が浅い内は特に本番でのネガティブなイメージに頭の中が支配されてしまい、極度のプレッシャーを感じてしまうものです。
悪い結末の多様さに驚くばかりですが、そんなマイナスイメージがたくさん積み重なると、もう身動きが取れませんよね。
自分の思考で雁字搦め(がんじがらめ)になってしまい、にっちもさっちも行かなくなってしまいます。
いやそればかりか、強烈なイメージトレーニングになってしまうために、本当にそうなってしまうかも! 引き寄せの法則発動ですね。^^;
マイナスのイメージトレーニングの成果はステージ上で発揮され、自分で想像した通り、ピアノをミスしてしまうことに。
練習は嘘をつかないものです。
よく成功するイメージを持てと言われますが、成功も失敗もどちらも自分のことですので、ネガティブとポジティブの綱引きになりがちです。
さっきまで良いイメージだったのに、急に不安が膨らんで逆転する。本番が近づくに連れ、もの凄く揺れ動いてしまい、不安定な状態が続いてしまう……。
これは自分にフォーカスが当たり過ぎているから、なのかもしれません。
コメントへの返事にも書かせてもらいましたが、そんなときはフォーカスする対象をズラすことも効果的です。
と、自分にフォーカスを合わせるのではなく、
などのアウトプットされるものや、伴奏やアンサンブルであれば……
保育士さんであれば……
といった、自分以外のものにフォーカスを合わせます。
そしてそのためにはどんな練習をしたらいいのか? どうピアノを演奏すればいいのか? を具体的に考え実行していく。ただそれだけです。
フォーカスをズラすといっても、小さい子の場合はなかなか難しいですが、その場合は親御さんの方が真っ先に、ネガティブイメージにフォーカスしてしまわないように注意したいですよね。
親御さんのネガティブな思考によって、子どもにかける言葉もネガティブイメージを元にしたものになりがちです。その結果、子ども自身もネガティブイメージにフォーカスしてしまいます。
これが高じると、子どもの中に失敗の概念が育つ原因になり、怒られるとかご褒美がもらえないなどのペナルティーと結びつき、次回のチャレンジを拒む要因にもなります。
その子がこれからやろうとしていることや、何でもいいので出来たことにフォーカスして声を掛けてくださいね。
【関連書籍】
緊張して失敗する子どものためのリラックス・レッスン 親子でチャレンジ10ステップ (健康ライブラリー)
いかがだったでしょうか?
物事は多くの場合、自分でフォーカスした方向に進んでいくものですよね。緊張やプレッシャーを感じても、フォーカス対象を間違えなければ、そんなに悪い方向には進みません。
今自分は何にフォーカスしているのか? それをしっかり認識しながら、日々ピアノの練習に取り組んでくださいね。
では みなさん!
今日も楽しいピアノライフを♪ ・∀・*)ノ
*:゜・*:.。.*.。.:*・・*:.。*・
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ピアノ講師&音楽療法士の福田りえです。 (*^-^)/
さて先日ブログのコメントで……
(大きな舞台などで)ピアノを弾くときに、どうやっていつもの自分を表現していますか?
といったご質問をいただきました。
プレッシャーやネガティブな考えに負けることなく、ステージや本番でいつも通りの実力を発揮するには? という内容です。
今回はこのご質問について書いてみますね。
ネガティブなイメージに支配されやすい
ピアノに限った話しではありませんが、経験が浅い内は特に本番でのネガティブなイメージに頭の中が支配されてしまい、極度のプレッシャーを感じてしまうものです。
- 失敗するイメージ
- ミスするイメージ
- 練習通りにいかないイメージ
- 恥をかいてしまうイメージ
- 後で怒られてしまうイメージ
悪い結末の多様さに驚くばかりですが、そんなマイナスイメージがたくさん積み重なると、もう身動きが取れませんよね。
自分の思考で雁字搦め(がんじがらめ)になってしまい、にっちもさっちも行かなくなってしまいます。
いやそればかりか、強烈なイメージトレーニングになってしまうために、本当にそうなってしまうかも! 引き寄せの法則発動ですね。^^;
マイナスのイメージトレーニングの成果はステージ上で発揮され、自分で想像した通り、ピアノをミスしてしまうことに。
練習は嘘をつかないものです。
フォーカスする対象を変えてみる
よく成功するイメージを持てと言われますが、成功も失敗もどちらも自分のことですので、ネガティブとポジティブの綱引きになりがちです。
さっきまで良いイメージだったのに、急に不安が膨らんで逆転する。本番が近づくに連れ、もの凄く揺れ動いてしまい、不安定な状態が続いてしまう……。
これは自分にフォーカスが当たり過ぎているから、なのかもしれません。
コメントへの返事にも書かせてもらいましたが、そんなときはフォーカスする対象をズラすことも効果的です。
- ステージで失敗する自分
- ステージで成功する自分
と、自分にフォーカスを合わせるのではなく、
- より良いピアノ演奏
- より良い音楽表現
- より良いステージ
などのアウトプットされるものや、伴奏やアンサンブルであれば……
- アンサンブルの相手のこと
- より良い合奏の表現
保育士さんであれば……
- 園児たちの動きや歌声
といった、自分以外のものにフォーカスを合わせます。
そしてそのためにはどんな練習をしたらいいのか? どうピアノを演奏すればいいのか? を具体的に考え実行していく。ただそれだけです。
小さい子の中に失敗の概念が育たないように
フォーカスをズラすといっても、小さい子の場合はなかなか難しいですが、その場合は親御さんの方が真っ先に、ネガティブイメージにフォーカスしてしまわないように注意したいですよね。
親御さんのネガティブな思考によって、子どもにかける言葉もネガティブイメージを元にしたものになりがちです。その結果、子ども自身もネガティブイメージにフォーカスしてしまいます。
これが高じると、子どもの中に失敗の概念が育つ原因になり、怒られるとかご褒美がもらえないなどのペナルティーと結びつき、次回のチャレンジを拒む要因にもなります。
その子がこれからやろうとしていることや、何でもいいので出来たことにフォーカスして声を掛けてくださいね。
【関連書籍】
緊張して失敗する子どものためのリラックス・レッスン 親子でチャレンジ10ステップ (健康ライブラリー)
みんなの前で話すとき、テストや受験のとき、試合や発表会のとき、練習ではできるのに、本番でうまくいかないのはなぜ?(Amazonより引用)
まとめ - 今自分は何にフォーカスしているか?
いかがだったでしょうか?
物事は多くの場合、自分でフォーカスした方向に進んでいくものですよね。緊張やプレッシャーを感じても、フォーカス対象を間違えなければ、そんなに悪い方向には進みません。
今自分は何にフォーカスしているのか? それをしっかり認識しながら、日々ピアノの練習に取り組んでくださいね。
では みなさん!
今日も楽しいピアノライフを♪ ・∀・*)ノ
*:゜・*:.。.*.。.:*・・*:.。*・
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